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2011  08:48:30

Limiting Beliefs(自分を制限する思い込み)というプログラム

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訳書は『もう悩まない! 「引き寄せの法則」 (引き寄せの法則シリーズ)』のようです。

きょう紹介するのは、映画"The Secret"にも出演したBob Doyleの書です。

映画"The Secret"のおかげで、かなりの人が「引き寄せの法則(the Law of Attraction)」を知るようになりました。でもなかなか思うように願いが実現しない、といってあきらめてしまう人が多い、というのが実状です。この法則について、ちょっと誤解されていることや、どうして実現できないのか、ということを解き明かそうとしたのが本書です。

「引き寄せの法則」は、引力の法則と同じく、望むと望まないに関わらず常に働いています。

Bob Doyleもかなり長いあいだ、法則を自分のものにできずに悩んでいたそうです。2002年に会社を辞めてビジネスを始め、マーケティングを勉強し、やるべきことはすべてやったのに思うようにビジネスが伸びず、蓄えも減るばかりで、ついに奥さんが嫌いな仕事に戻って家計を支えることになりました。ここで、自分のやり方が間違っているのに気づき、真剣に取り組んだそうです。

大抵は、何か目標があると、そこに到達するまでの方法を考えて努力しようとするものですが、「引き寄せの法則」から言うと違うんですね。たとえば、フェラーリーが欲しいとします。だったらこれくらいお金がかかるから、そのためにはアルバイトをして、とかいろいろ方法を考えるわけですが、それは違うというんですね。多分、早道じゃないんでしょう。

何を実現させたいかというビジョンをはっきりさせ、それに心を定め(波長を合わせ)、保持し続けること。そうすると、自然に出会うべき人に出会い、必要なものは与えられ、実現に導かれます。こういってしまえば簡単そうなんですが、実際の話、大抵の人は、limiting beliefs、つまり、自分で自分を限定してしまう何らかの思い込みがあるのでスムーズにいかない。

このbelief system(思い込み)はプログラムのようなもので、いくら顕在意識でこうしようと思っても、プログラムが動いてサボタージュしてしまう。このプログラムは、仏教でいう「業」と同じだと思います。同じ思い込みでもプラスに働くのはいいんですけどね。

思考はエネルギーで波動を持っています。だから、思考とビジョンの波動が合っていなければ、実現させたいものが引き寄せられません。それにせっかく宇宙がヒントを与えてくれても、限定のプログラムが動いていると見過ごしてしまうか、無視してしまいます。いくらアフォーメーションしても、そんなことできるはずないという思いがする、というのも限定のプログラムが作動している証拠。

すべてはエネルギーで、肉眼では周波数の低いもの(椅子のような物質)は見えて、高いもの(思考)は見えません。肉体人間の見える波動の範囲が限られているということです。蛇は紫外線を感知できるし、犬は聴覚や臭覚が人間よりも優れていますね。エネルギーということは、常に何らかの周波数で波動しているとうことです。

「引き寄せの法則」を説明するときに、"like attracts like(類は類を呼ぶ)"というフレーズがよく使われますが、これは間違っているんだそうです。これは、磁石同士を近づけると、異なる極は引き合い、同じ極は反発しあうということや、正反対の性格の男女が惹かれ合うということから分かります。「引き寄せの法則」の正しい説明はこうなります。

If vibrational frequencies are in resonance, they attract. The opposite of resonance is dissonance. If vibrational frequencies are dissonant, they repel.

つまり、共鳴(in resonance)すれば引き合い、不協和(dissonant)だと反発する。だから、"We attract into our experience those things with which we are in vibrational resonance"と説明されています。自分の波動と共鳴するものを経験に引き寄せるということなんですね。

この波動を決定するのが「感情」です。感情は、物の捉え方による結果、生まれるもの。そして物の捉え方というのが、先のプログラムからきています。だから感情を変えようとするのは、まず無理なんですね。プログラムを変えないと。

同じようなことを何度も経験するということはありませんか? パターンというやつです。これは、パターンを繰り返す何らかのプログラムが作動しているといってまず間違いないでしょう。だから気に入らないパターンを繰り返したくないと思ったら、プログラムを変えないといけないんですが、頭で理解し、変えたいと望むだけでは変えられない。というのも、自分のアイデンティティーがプログラムに根ざしていることが多いので、別の生き方をしようと想像するのが難しいというのです。アイデンティティーの危機を経験することになりますから。エゴが働いているわけです。

エゴは変化を好みません。だから、なかなか生き方を変えることができない。

The ego is satisfied, but your life stays the same and thus your soul still feels the yearning to become something more.

アイデンティティーの危機ということで、ちょっと脱線しますが、最近、聞いたことでいたく感心したことがあります。

ブレイクアップ、つまり長い間交際していた人と別れたり、離婚したりという場合、相手の人と別れるというのも辛いんですが、もっと辛いのは、自分の一部を失うような経験をすることだというのです。相手との生活が自分のアイデンティティーの一部になっているので、身を切られるような思いをするんでしょうね。自分に自信を失うのもそういうことなのかなぁ。そういう場合は、自分を少しずつ取り戻すことだというのは、なるほどと思いました。

さて、思い込みというプログラムで波動が形作られ、それに共鳴するものが引き寄せられ、やっぱりそうだと思い込みがますます確固としたものになる。ウッヒャッー、これじゃ、逃れられないじゃん、助けてくれって言いたいですよね。

とにかく、自分を限定するような思い込みはすべて幻想にすぎない。まず、最初のステップは、自分が人生で本当に望んでいることを明確にすること。
It all starts with getting crystal clear on what you truly want in your life.

ということで、この続きは次回です。




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