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2011  06:33:00

時間は分割されて繰り替えされる幻想

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9月、10月はお天気もいいし、あちこちでフェスティバルをやっています。わたしが住むテキサスは、夏が殺人的に暑いので室内にこもることになり、ホント、秋になるとホッとします。そしてアウトドアのアクティビティ参加となります。フェスティバルは言ってみればお祭りですが、Japanブースでボランティアをしたりして、楽しんできました。

きのうはWorld Festivalがあって、ボランティアで行ったのであまり見られなかったのですけど、ここに住むさまざまな国の人たちがステージでお国自慢のダンスを披露したり、各ブースではアートや文化、もちろん食べ物を提供していました。メキシコ、イタリア、モロッコ、ガーナ、インド、中国、ブルガリア、トルコ、ポーランド、ルーマニアなどのブースがあったようです。あまり見られなかったのが残念(涙)。

さて、"The Disappearance of The Universe"の続きですが、今日で最後となります。
前回はこちらです。

原書:The Disappearance Of The Universe: Straight Talk About Illusions, Past Lives, Religion, Sex, Politics, And The Miracles Of Forgiveness
訳書:新装版 神の使者

病気の脚本で、大きな病気は生まれる前にあらかじめ筋書きされている、ということに触れました。でも病気はマインドの産物だから、赦しの実践で癒されて、もう病気になる必要がないとマインドが決めたら、病気も消えるということらしいです(イルージョンですからね)。

この「マインド」という単語、日本語にすると心になるのでしょうけど、心だと、感情や思考という結果の方に注目して焦点がぼけるような気がします。マインドは感情や思考を産むところで、ハートとは違うと思うのです。だから、感情や思考はマインドで変えることができる、となると思います。

それから、痛みもマインドの産物とあります。また、薬やその他のものを使うことを否定していません。それで安心できるなら、無意識のマインドが、病気が消えるということを、受け入れやすくなるからです。

時間について。一つしかない時間を分割し、さらにそれを限りなく分割して、同じものが違うように見えるイルージョンができあがった。だから、朝起きてから夜寝るまでの毎日の繰り返し、さらには何度も生まれ変わることも繰り返しで、過去と現在のギャップを踏み越えるまで続く。ところが、この繰り返しはもうすでに終わったことで、それが今も続いていると思うのが、狂気とも言える思い込み。過去を赦して放しなさいと言っています。

半分くらい分かる気がするんです。多分、つかんでいる限り、イメージが繰り返して現れるのかなぁと。これほど深淵ではないですが、卑近な体験で、済んでしまったことを考えて、相手や自分を責めたり、親や環境のせいにしたり、それを頭の中で何度も繰り返しているうちは、同じ嫌な感情や思考を何度も経験しました。そこから抜け出すには吹っ切るしかないんですね。結局苦しいのはつかんでいるからだと分かりました。本書の言っている意味とは少し違うかもしれませんが。

マインドが強力であるということも強調しています。ただし、放っておくと、勝手にいろんなところに行ってとんでもない結果を招くことになるので、気づいたときに、精霊なり神なりに心を合わせるようにすること。批判するというのも、エゴが頭を出してきたことだから、すぐにそれを赦す。これは、わたしも注意したいと思っています。

人生の脚本はあらかじめ用意されていても、選択の余地は十分あるようです。ロールプレイのビデオゲームのように、選択を変えると違う結果が出てきます。そして、赦すことを選んでいくと、そこでレッスンの必要がなくなって、その部分のイルージョンの時間が崩壊する。つまり、不快な経験を一つ回避できます。

人類が革命を繰り返して進歩していくように見えても、夢に過ぎない。時間が加速して、ゆっくり考えることができなくなって混沌としていくのもエゴの計画で、過去の文明も同じ経路をたどって、滅びっていった。映画『マトリックス』のニオも何度目のヒーローでしたっけ? この辺りの内容は抵抗を感じましたが、この世界はイルージョンに過ぎないということを言っているのですね。

エゴが作った世界ですから、結局は消えていく。救いを、この世界に求めるのではないということでしょう。何が起きるように見えても、赦して心の平安を保っていくこと。

他人の救いを心配して、人の信仰や思想をとやかく言うきらいがあるけど、自分の責任は、自分の救いにある。結果的には、みんな救われて悟ることになるから、それぞれの自由に任せておけばいいということなのでしょう。あと、誰かをアイドルにして、崇拝する危険も書いてあったと思います。インスパイアされても、心酔するのは危険ですよね。

最後に、祈りについて。

The secret of true prayer is to forget the things you think you need. To ask for the specific is much the same as to look on sin and then forgive it. Also in the same way, in prayer you overlook your specific needs as you see them, and let them go into God's Hands.

こうして欲しい、ああして欲しいという祈り方ではなくて、すでに必要なものは与えられて嬉しいという気持ちで感謝する祈り方をパーサが説明していました。そうすると、2、3日して忘れていたときに、ふとインスピレーションが沸きます。

著者のゲイリー・レナードの2冊目の本はまだ読んでないのですが、近いうちに読みたいです。"A Course in Miracles"にインスパイアされて書かれた他の著者の本も読んでいきたいと思っています。







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