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2011  13:08:37

人生の地図(The Map)

今読んでいるのは、つい最近発売になったColette Baron-Reid著の"The Map"です。

人生のさまざまな状況を風景や地形になぞらえています。たとえば、仕事や病人や子供の世話など、多くのことを抱え込んでにっちもさっちも行かなくなった状態であれば「どろっとした沼地」にいるし、悲しみや怒り、あきらめで心が閉じてしまっているときは「喪失の谷」にいるというように。で、そういったあまり楽しくない場所でも、必ず宝物が隠されていて、それを見つけ出せばお守りの役目をしてくれる。ところが宝物を見つける前に急いで立ち去ってしまうと、また舞い戻ってくることになる。教訓を学ばなければ同じ体験を繰り返すということです。

また、伝説や神話に出てくる架空のキャラクターが出てきます。ゴブリンという小悪魔は、わたしたちが傷ついたときに生まれ、何か大切なものを盗んでいく。でも、盗まれたものは優しいボーン・コレクター(直訳すると骨を集める人)がちゃんと大切に保管していてくれるので失くしてしまうことはないけど、それを取り戻すのに、自らボーン・コレクターのところへ行かなければならない。これはもちろん隠喩で、人は傷つくと、人を信用しなくなるとか、臆病になるとか、自信をなくすとかして、何かを失ってしまう。本人がそれに気づいて本来の自分を取り戻す、というのが人生だというのですね。

Coletteだったか他の人だったか覚えていないのだけど、神話にしても伝説にしても、おとぎ話やフィクション(『ハリー・ポッター』、『ロード・オフ・ザ・リング』など)にしても、英雄の話を万人が好むのは、人生を彷彿とさせるから。そして誰もが、登場するキャラクター(ヒーロー、悪人、賢者、など)のすべての要素を内に持っていると言います。なるほどと思っちゃいました。

自己啓発書なのだけど、まるで人生がロールプレイのビデオゲームのようで、つき離してとらえることができるようになるのがポイントかなと思いました。
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