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2011  09:21:00

Jと奇跡講座

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ここテキサスでは、6月から毎日40度前後の暑さで、日差しが痛いッ。太陽がジリジリとやきつく昼間は室内にこもっています。あと一ヶ月の辛抱…

原書:The Disappearance Of The Universe: Straight Talk About Illusions, Past Lives, Religion, Sex, Politics, And The Miracles Of Forgiveness
訳書:新装版 神の使者

それでは、 『神の使者』に戻ります。前回はこちらです。

ゲリーの前に現れたアセンデッド・マスターは、J(イエスのこと)に対して深い愛情と尊敬の念を抱いていますが、キリスト教というか教会に対してはなかなか手厳しいです。

聖書の執筆者マルコ以外はJに会ったことがなく、コンスタンティヌス一世は自分の勢力を強化拡大するために利用すべくキリスト教を公認して、不都合な部分を福音書から削った。また、マルコやマタイ、ルカの福音書には別のソースがあってそこからコピーされたものであり、聖書は脚色されて、小説のようになっているということです。

第二次世界大戦後にエジプトで見つかったナグ・ハマディ写本の中にある『トマスによる福音書』は教会によってグノーシス主義で異端だというラベルを貼られたが、これは初期のキリスト教の教えがどんなものであったかを世間に知られたくないためだとパーサは言っています。

アメリカにはクリスチャンが多いし教会も多いのですが、こうした土壌で本書を出版したのは、著者も出版社も勇気があったなと感心しました。しかも内容はノーカットで、編集されていないとか。

パーサとアーテンが親しくイエスを知っているのはなぜかということは、本書を読んでみてください。Jの平和な態度とゆるぎない愛は完全ともいえるもので、中にはそのために居心地悪く感じた人もいたそうです。神を信頼しきって完全に任せており、恐怖というものがまったくなかった。またユーモアのセンスも抜群だったとか。

アルバート・アインシュタインの格言の一つにこういうのがあります。

A man's experience is an optical delusion of his consciousness.
人間の経験は意識の視覚的幻想である

また、過去、現在、未来の区別はなく、すべて同時に起きるということを言っていますが、アーテンはさらにすすめて、本当は何も起こっていないんだと言っています。すべてはイルージョンということに戻りますけど。

さて、『トマスによる福音書』に戻りますが、これはJが語った言葉を使徒のトマスが書き留めた語録で、パーサによると、114ある言葉のうち70が実際にイエスが語ったものだということです。

この中からいくつかを引用していますが、Jがトマスに三つの言葉を語り、仲間がその言葉を知りたがると「わたしに語られた言葉の一つをあなたがたに告げるならば、あなたがたは石を取ってわたしに投げつけるであろう。そして、そしてその石から火が生じ、あなたがたを焼き尽くすであろう」という部分(13番)に対して、これはJがトマスを守るためにこう語ったのだと説明してから、三つの言葉を明らかにします。

その言葉というのは

You dream of a desert, where mirages are your rulers and tormentors, yet these images come from you.

Father did not make the desert, and your home is still with Him.

To return, forgive your brother, for only then do you forgive yourself.


当時、こんなこと(この世界は神が創ったものではないこと)を言ったら、命がなかっただろうということです。しかし、言論の自由がある現在になって、Jがある女性に7年にわたって語り一語一語を筆記させたのが『奇跡講座(A Course in Miracles)』というわけです。

宗教や道徳律を表すためではない。Jのメッセージは変わっていないが、21世紀になってやっとメッセージを理解できる土壌ができてきたので『奇跡講座』を著すことにした。ただ、これは世界を変えるためのメッセージではなくて、一人一人が心の平安を得る方法を教えるためであると強調しています。

プラントンの洞窟の比喩の話もあって面白いです。プラントンは、人々が実体の影を見ているということを言おうとしていますが、どうして影ができるのかは理解していない。えっ、わたしは洞窟の比喩の話で分かった気がしてたのですけど。

ゲリーも、Jのような愛を表すには努力しなければいけないと考えていたようですが、アーテンは、精霊の助けを借りて、自分と神のあいだにある障害物を取り除けばいいのだと言っています。

さらに奥の深い言葉が…

この世界の見方には二つの目的があり、どちらかを選択しなければならない。自分を囚人のままにしておく方をとるか、自由になる方をとるか。

やあ、なんかまだ続きそうですね~。








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2 Comments

ぴーちくばー1223  

Re: おいしそう~♪

Tabbyさん、こんにちわ。
ありがとうございます。そう言っていただけると涙が出るほど嬉しいです。
とんでもありません。わたしはTabbyさんの多読に感服しています。
ちょこっと検索すると、東京にもペルー料理店あるみたいです。
また遊びに来てくださいね。

2011/09/07 (Wed) 08:22 | EDIT | REPLY |   

tabby  

おいしそう~♪

初めまして。
リンクありがとうございますヽ(^o^)丿

アメリカで生活されている様子に
いつも勇気をいただいています。

紹介されている本も興味深く、
私の英語の読解力では
まだまだ難しいのですが、
いつか読めるようになりたいです♪

それにしても、ペルー料理、
どれもおいしそうですね!

2011/09/06 (Tue) 23:02 | EDIT | REPLY |   

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