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2020  14:23:05

恐れのベールを取り払い未開拓の場所で生きるダークナイトの元型

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Open Her: Activate 7 Masculine Powers to Arouse Your Woman's Love & Desire (English Edition)の続きです。今回はダークナイトの元型です。

ダークナイトはエッジで生きる


'Dark Knight'ですが適切な日本語が浮かびません。バットマンのニックネームとして知られていますね。あれは出で立ちが黒ずくめだから、いつも暗いところで活躍するからと思っているのですが。本書で使われるダークナイトとは意味が違うようです。

本書では、ダークナイトはエッジ(the edge)、または崖っぷちで生きている人です。エッジとは、大きな未知数、未開拓の場所です。

The edge is the domain of the Dark Knight. He possesses the gift of knowing that a life not lived fully is not a life at all.
エッジがダークナイトの領域です。人生は全力で生きなければ全く生きたことにならないと知っているのがダークナイトです。

彼は、恐れのベールを取り払って、それを真っ向から見据えます。エッジは、未知のものを招き、安全地帯を超える場所です。そこで、自分の確信、強さ、愛の限界に挑みます。オートパイロットではなく、自分が持てるもの全てを駆使して飛行機を操縦しなければなりません。

一般に、何かを達成するとか、責任を果たすという安全なルーチンや報いに捕らわれて、可能性の限界に挑もうとする男性はあまりいません。女性は供給してもらうのに感謝しますが、二人の関係が、全力で生きれない男性の隠れ蓑になってしまうと、かえって相手の男性が安全でもパワフルでもないと感じてしまいます。

人生の最後で自問するのは、ゴールを達成しただろうか、十分に稼いだだろうかというのではなく、自分は真に生きただろうか、真に愛しただろうかということです。それが、自分のエッジを生きるということです。

自分のエッジを知る


エッジを知るというのは、自分の人生のどの部分で、恐れて尻込みしているかを知ることです。ダークナイトの元型とは、時には危険とも見えるその領域にまっすぐ進んでいくことです。

著者のクライアントで3つの例が紹介されていました。

整形外科医のデイビッドは、仕事が楽しくありませんでした。本当はシェフになって、ナパバレーで洒落たB&Bを持ち、世界中から来る人々をもてなしたいという願望があったのです。初めは年収のよい仕事を捨て、夢を追いかけるようなことからは程遠い人のように見えたのですが、自分は医者をやりたくないということが明確になり、声にしてはっきり言えるようになったとき、クライアントのことで仕事を首になり、その過程で賠償金により夢の実現を果たせたのでした。

自分の望みを明確にさせると、そのように物事が動いていくという例ですね。

ジムは、15年間カイロプラクターをしていたのですが、一見仕事に満足しているように見えたし、また、そのように自分を納得させていたようです。仕事に満足していないと認めてしまったら、それを何とかしなければという気にさせられるので、認めないのです。ジムには、ベイエリアの邸宅、ヨット、高級車など、守らなければいけないものがいろいろありました。

毎日十数名もの患者を見る忙しいスケジュールで疲れていたし、やりたいセーリングや執筆もできません。このような生活をあと10年続けることができるかと著者に聞かれて生活を変えないといけないことに気づきます。一日に見る患者の数を減らすと、一人一人の患者との会話が増えて栄養に関する相談を受けるようになり、ダイエットシステムのプログラムを作成。患者をアシスタントに振り分け、レートを上げて自分が見る患者を絞るようにしました。こうして本を書く時間もでき、出版社も決まりました。結局、何も手放さずに、可能性を信じ、そのためのステップを一つ一つ踏んでいて夢の実現にこぎつけたのでした。

3番目の例は、職業ではなくて、パーソナルなことがエッジの場合です。ケンは娘に手を焼いていました。彼女はかなり怒りをためているようで何かというと癇癪を起こします。登校拒否で、その原因について話し合うこともできません。ケンはどう対処してよいか分からず、娘を避けるようになっていました。娘の怒りに圧倒されるのが恐ろしく、また、それによって自分の怒りを爆発させ状態を悪化させるのも恐れていました。

著者によると、ケンは女性を理解できないので、その感情やニーズを扱うことができないという思いが潜在意識にあったのです。でも、そうやっていつも避けていると、深いところで通じ合う関係を持つことはできません。意を決して、娘に真っ向から向き合うことにしました。癇癪を起こされても、ひるむことなく穏やかに接し、娘の感情を受け入れ、二人で一緒に解決しようという態度で臨みました。娘をきちんと聞こうとすればするほど、彼女との距離が縮まっていったのです。

自分のエッジを知るとは、人生のどの部分で恐怖のために尻込みしているかを知ることです。

自由な人間として生きる


男性はその性質として自由を尊びます。一人の女性を愛し関係を持ちたいと思う一方で、縛られずに自由でいたいという願望も持ち合わせているので葛藤を感じ、両方を手に入れることはできないから、一方を手に入れるには他方をあきらめなければいけないと感じているところがある程度あります。

著者が言うには、自由は、自分が自由であると気づくものだと。自由であるためには、自分にはいつも選択があると知らなければなりません。人生を妥協として捉えると、選択の扉が閉ざされてしまいます。一つの選択をして他の選択ができなくなっても、それは選択です。

一人の女性にコミットして結婚すれば、確かに他の女性との関係をあきらめなければなりません。それは、一人の女性を愛する自由から起こる選択です。自分の人生で女性と関係しなければならない、あるいは、一夫一婦の関係を持たなければならないということはありません。子供の責任を持たなければならないというこも、ガールフレンドが必要ということもないのです。これらはみな選択の一つです。自分が価値を置くことに合った選択をする自由、そして、またその選択を修正する自由もあるのです。

サムは20年間の結婚に終止符を打って奥さんから離れたいと思っていました。奥さんが自分や子供に対してひどい仕打ちをすると言うのですが、被害者意識から抜けきれず、離縁に踏み切れません。自分がみじめで自由でないのを奥さんのせいにしています。結局、別の女性と関係を持つことで結婚を解消しました。正しい理由から行動し、そのリスクも喜んで受けるという代わりに、他の女性と一緒になるために(落ち着き先が保証されてから)離婚に踏み切ったことを、著者は残念に思っています。

結婚して子供が二人いるロンは、自分が自由であると信じることができませんでした。出張や友人とキャンピングで外泊するときは、ノーと言われるのを恐れる余り命令調で告げ、有無を言わせません。これでは、週末の間中、幼い子供たちを一人で見ないといけない若い奥さんは面白くありません。さまざまなドラマを繰り広げ、ロンは旅行が楽しめません。自分を囚人のように捉えるのを止め、今の子供のいる家族こそが自分の選択だったと決心したとき、旅行を告げる自分の態度が変わり、奥さんの対応も変わったのです。

これで6つの元型が終わりました。最後はセクシュアリティのエネルギーを表す愛人の元型です。



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