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2017  23:31:27

人生、場所、肉体、家族の選択ー"Journey of Souls"から

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間が開いてしまいました。実は今、日本に一時帰国しています。その前に下書きはできていたのですが、ちょっと予定外の番狂わせが続けてあり、ストレスで気持ちにゆとりがなかったのです。今やっと落ち着いてきましおた。あともう一つ、大きな事があるのですが、気持ちが落ち着くと、うまくいくだろうと感じられてきました。

感情が高ぶったり、焦ったり、心配したり、不安になったりというときは、無闇に行動に走らず、まず、気持ちを落ち着かせる方がいいのです。その方が自然に導かれるし、遠回りしなくて済みます。分かってはいるのですが、動揺しているときに冷静になるのは難しいですよね。以前よりは、できるようになったかな。わたしは、音楽やメディテーションを聴いたりすると、落ち着けます。

原書: Journey of Souls: Case Studies of Life Between Lives
訳書: 死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」

前回の続きで"Journey of Souls"です。今回は、魂が地上に転生すると決めてから、その準備をするところです。

スピリット界で、ある程度学習が済んだら、物質界で体験するのが発達の早道です。二度と転生したくないという魂も、やがてこれを理解して、転生を決断することが多いようです。

転生は学習の実験の部分なのでしょう。理論だけ学ぶよりも、体験を伴った方が身につくのだと思います。スピリット界で休息を取り、英気を養い、次の人生の課題を決めたら、多くの魂はワクワクして地上に戻ってきます。

人生の選択


転生する決心をしたら、次は人生の選択です。まず、いつ、どこに転生したいかを決めます。次に生まれてくる肉体を選択します。このプロセスがなかなか面白いです。ガイドがコーディネータに伝えて、コーディネータが選択肢を準備します。

まず、'the Ring of Destiny'という場所に向かい、複数の背景の違う人生をプレビューします。そこは、スクリーンに囲まれたところで、最初は何も写っていないのですが、しばらくしてパッとスイッチがついたように、人々や建物、色、動き、音に囲まれ、パノラマ映画を見ている感じになります。人生という映画を見ているのです。

そして、時間を移動しながら、スクリーンの映像が変わっていくのを見ます。映像は時間の軸にそって動いていますが、映像を止めたいと思えば、そこの部分が明るくなります。人生の転換点です。重要な決断の必要や他の可能性が出てきたり、イベントが起こるところで、別の選択を考慮しなければならないところです。

映像を止めたら、その中に入り込んで、映像の中の人物になってみたり、上空から様子を観察したりということをします。これは、タイムトラベルして地上で生活している自分に接触するみたいなものですが、ほんの一瞬のことなので、その人生のサイクルを妨害することはないようです。人生をプレビューするといっても、すべてが見えるわけではありません。複数の体験の選択肢を設定しておいて、地上で問題解決に当たるようです。

ケース25の場合、次の人生では音楽家として成功したいという願いがありました。この願いを叶えるのに、場所的には、ニューヨーク、オスロ、ロサンゼルス、ブエノスアイレスといった選択肢がありました。ロサンゼルスの女の子は将来有望だったのですが、ニューヨークの才能豊かでずんぐりした体格の男の子を選択します。彼の肉体はスタミナがその前の人生のホストより劣りますが、両親にある程度財産があるので、音楽の勉強をサポートしてくれそうです。

'Ring'でプレビューするのは地球での人生とは限りません。他の惑星の人生も選択肢にあることがあります。魂にとって、民族や国家というのは、選択の大きな要因ではありません。ただ、慣れ親しんだ文化に惹かれるということはあるようですが。地理的に、砂漠、山、海がいいなど、魂によって好みはあるようです。また、田舎か都会のどちらかを好むといったこともあります。

肉体の選択


著者の扱った中では、同じ家に転生してくるケースはほとんどなかったそうです。遺伝的に過去と同じ選択をするのは、成長と機会を限定してしまうことになるからです。

生まれてすぐに亡くなったケースがあったのですが、それはどうしてかという著者の質問に、自分のためではなくて両親の学びのために'filler'として生まれたのだということでした。また、突然不治の病にかかるとか、災害や何らかの悲劇的な死に合うというのをあらかじめ知っていて、志願して生まれてくる場合もあります。集中講座のように、短期で徹底的に学ぶためであったり、あるいは、子供たちを励まし力になるために、18歳で死の収容所に送られるという人生を志願した魂もありました。

肉体の選択について
ー 障害のある肉体で克服しようとする努力は、魂の発達をスピードアップする。
ー 肉体自体よりもそれから受ける心理的要素に比重を置いて選択することが多い。
ー 魂はバランスを取るために、ある人生で極端な設定を選択すると、別の人生でそれとはまったく反対の環境を設定する。

人間の脳は肉体によって起こる感情の強さや反応の仕方が違い、ある肉体の方が別の肉体よりも魂にとって扱いやすいということがあるようです。肉体の気質は、魂の本質ではないということですね。とはいっても、魂はある気質の肉体に惹かれるという好みがあります。ケース27の場合、大人しくて謙遜的な肉体よりも、押しが強い気質の肉体を好んでいます。

家族の選択


さて、ケース27ですが、スティーブは会社の経営者で、著者のところにカウンセリングに来たときは、神経を尖らしてピリピリしていました。従業員の要求や不満の扱いに手をやいていました。2度の結婚に失敗し、お酒に溺れていたようです。彼の怒りは、孤独と捨てられたという感情に根ざしていました。催眠療法により、赤ん坊のとき母親が泣く泣く教会の門に置き去りにしたことが分かりました。この後、厳格な里親に十分な愛情を受けずに育てられます。

母親と里親とは別の人生でも一緒に転生しています。前世では、自分の方が母親との関係を断っているのですが、このために今世でカルマ的な罰を受けたのではないのです。これは、家族関係にあって、故意に関係を断たれるのがどんな感じがするのかを学ぶためでした。里親のカップルは前世では義理の両親で、家族を顧みないことで辛辣に非難していました。スティーブの魂(Sumus)は、このような厳しい人たちが必要であること、そうでなければ相手を圧してしまうのを魂レベルで知っています。

今回、これらの魂がSumusのために、またそれぞれの役を演じるべく買って出たのです。それは困難な人生ですが、自分たちがいない安易な人生は'treading water'のようなものだと説得しました。'treading water'は「立ち泳ぎ」ですが、ここでは、状態維持で進歩がないという意味で使われています。面白いことに、これら3人の魂は、Sumusとは別の魂のグループから来ているんですね。

魂レベルでは、ある人が自分に良きも悪しきにも影響を与えて人生に大きな意味をもたらすことになっている理由を知っていますが、肉体人間としては気づいていないことが多い。それを理解できるようになることが、この地上での一つの目的です。

スティーブの脳は過激に反応する嵐のような性質で、Sumusは自分のエネルギーがそれに呑み込まれてしまうように感じることがあるようです。それでも、スティーブの肉体を選択したのは、他に影響を与えたい、いつも自分が主導権を握っていたいという気持ちを克服することでした。でも、肉体の感情起伏に圧倒されると、表面で取り繕い、肉体の自己破滅的な行為に任せてしまいます。

スティーブは、これに気づかされます。そして、自分にもっと正直になり、社会の犠牲になったわけではないことを認識するようになり、今回の地上での課題を思い出すことで、一年後には順調に回復していることを報告してきたのでした。

この例のように、幼い頃に困難な課題を設定することが多いということです。魂が、家族の選択に比重を置くのはこういう訳です。身近な人たちとの間に傷ついて和解されていない記憶があり、自分が選択していないのに、このような家庭に生まれた犠牲者だと思いながら成長してきた人は多数います。でも、この犠牲者であるという仮定は間違っているのですね。

だから、クライアントがどれほどある家族のメンバーのために苦しめられたかということを訴えると、著者は次のように聞きます:

If you had not been exposed to this person as a child, what would you now lack in understanding?
あなたが子供としてその人との接触がなかったならば、現在、どの部分の理解が欠けていたと思いますか?

この問いへの答えは、スピリチュアルな理由に根ざしており、わたしたちのマインドにあります。あらかじめ決めたレッスンを学ぶためなのですね。その一方で、わたしたちは、他の人の学びにも参加しているのです。だから、ある人に対して、不可解な態度を取ることがあるのかもしれませんね。肉体の脳は理解できないけど、魂レベルで自分の役割を知っているという。

面白いのは、肉体に付いた気質というのがあって、魂は、必ずしも自分の資質にマッチした肉体を選ぶとは限らないということです。また、ある人生で部分的にエネルギーを控えたり、特別の注意を向けるために、上級レベルの魂がある肉体のネガティブな性質を選択することもあるそうです。

合図


人生と肉体の選択をした後で、もう一つ準備することがあります。それは、自分の人生で重要な役割を演じてくれる人たちとの間で合図を決めるということです。彼らと出会ったときに分かるように。それは、ある行動だったり、外観だったり、会話だったりで、それが引き金となって、記憶が引き出されるのです。

ケース28の場合、合図の一つは銀のペンダントでした。彼が7歳で通りを自転車で走っていたとき、婦人の胸にキラリと光るペンダントに気づきます。その婦人と親しくなり、出会いは短い期間でしたが、人生について重要なことを教わります。後に奥さんとなるメリンダとダンスパーティーで出会ったときは、笑いや香水の香、目、といった複数の合図がありました。目は魂へ通じる窓のようなものですから、目を見て知っている魂だと分かることはよくありますね。

地上への移行


さて、いよいよ地上に移行するわけですが、トンネルをくぐり抜けるような感覚の後、母親の胎内にいるのを認識します。このプロセスは、肉体からスピリット界へ戻るときよりも早いそうです。

胎内に入ると、影響を受けやすい発達中の赤ん坊の脳に注意深く触れます。マインドはみんな違うので、最初は時間をかけて、信号の翻訳の仕方や脳波パターンなど、割り当てられた赤ん坊の脳を探っていきます。こうして、赤ん坊のマインドと同調して結合できるようにします。脳波パターンは指紋のようなもので、赤ん坊によってみな違います。

生まれる前と生まれてから5、6歳ころまでは、魂はずっと子供の中にいるのではなくて、出たり入ったりしているようです。また、スピリット界のことをまだ覚えていますが、幼い子供の脳はよく把握できないのですね。そして、物心がつくころまでには、その記憶が次第に薄れて覚えていないのだそうです。しかし、記憶がないハンディは大きく、そのために人生の目的を見失っている人が多いため、このルールが変わってきたという話も聞いたと著者は述べていました。つまり、少しだけ記憶があるのだそうです。

以上です。







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