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2017  08:19:33

肉体の死からスピリット界までの魂の旅路ーJourney of Soulsから

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もうずいぶん前に読んだ本です。死後の世界にとても興味があって、いろんな本を読んだ時期がありました。本書は死後から生まれ変わりまで段階を追って説明され、よくまとまっていると思います。著者のマイケル・ニュートン博士が、催眠療法によって集めたデータをケーススタディにしてまとめています。

肉体の死からスピリット界へ


それでは、独断で興味深いと思ったところを拾っていきます。まず、死の体験から。

ー 大きな苦痛を伴う死の場合、実際に肉体が死ぬ前に魂が肉体から離れることが多い。
ー 物理的な死の後では、自分の肉体に何が起こるかほとんど関心を持たない。
ー 肉体から解き放たれて、自由になった感覚に満たされ、早く家(魂の世界)に戻りたいと思う。

次に、スピリットの世界へ向かうところ。

ー 優しく引っ張られるようにスピリット界へと導かれる。
ー 肉体を離れた直後からハミングのような音を聞く。トンネルをくぐり抜けるころには音楽的な振動になって、リラックス感を味わう。この音楽は宇宙のエネルギーと呼ばれるもので、魂に活力を与える。
ー 愛する者を残していくなど後が引かれてトラウマになっている場合、ガイドが現れて助けてくれることが多い。

スピリット界に到着したところ。

ー 人生で自分に近しかった人たちは、すでに別の体で転生していても、スピリット界で出迎えてくれることがある。スピリット界への移行がスムーズに行くように、前世で可愛がってくれた叔父が出迎えてくれたケースがありました。この叔父さんは、すでに別のところに転生していたので、役目を果たすと去っていきました。

ー 親しい魂たちがスピリット界で出迎えてくれるのは若い魂には大きな助けになるが、経験を積んだ上級の魂にはその必要がなくなるので、出迎えてくれる人数は少数かゼロになる。
ー 出迎えてくれる魂たちは地上で近しい間柄であった人たちだが、自分と同じグループに属しているとは限らない。

ー スピリット界で交流するのに、人間のイメージを投影することが多い。自分の好みとその時にどう表現したいかで投影する容貌が変わってくる。ただし、容貌の投影なしでも相手と交流することができるし、メンタルのみの方がスピードは早い。

脱線してしまった魂の場合


中には少数ですが、大きくダメージを受けてスピリット界に戻る通常のステップを踏まない魂もいるということで、この部類に属するケースは大きく二つあります。

一つ目は、肉体の死を受け入れず、スピリット界に戻ることを拒む魂たちで、属に言う幽霊のことです。これらの魂は、特定の地理的場所に縛られていることが多いそうです。どうして指導霊が導いてあげないのかという疑問が起こりますが、一つには自由意志が尊重されるからで、スピリット界に強制的に連れて行くことはありません。いずれ、納得し、準備ができたとき、スピリット界へ移行するように導かれます。

二つ目は、悪事を働いて狂気に陥った魂の場合です。著者は、人間の肉体と脳が魂の精神にネガティブな影響を与えることがあるという結論に達したと言います。トラウマが解消されていないとき、その自己破壊の種を抱えたまま一生を過ごすというように、精神的障害は、治療されずに放置されたままでいると、魂の発達を妨げてしまいます。

本質的に邪悪という魂はいないのですが、人間として人生を送るうちにそのレベルに達することがあります。著者が得た情報では、他を害したいという人間的衝動に負けてしまった弱い魂は、スピリット界に着いた後、隔離されるという話です。最終的に、同レベルの魂と一緒にされて、緻密な管理の元に集中学習を受けることになります。リハビリです。

オリエンテーション


さて、スピリット界に帰ってきた魂は、歓迎団が去っていった後、癒しの空間へ連れて行かれます。

ー 暖かいエネルギーの光線に入浴して、ネガティブなウィルスの大半を洗い流す。
ー どの人生でも、人間の頭脳と肉体が魂に刻印を残す。このため、魂は疲労し、去ってきたばかりの人生の縛りを放たなければならない。

この後、ガイドによるカウンセリングがあります。

ー ガイドは優しく咎めたりはしないが、重要な点を見逃さず、正直な評価ができるように助けてくれる。
ー あらかじめガイドと合意していた目標が達せられなかった場合、別の人生で再びその機会が与えられる。

Souls are created in a positive matrix of such love and wisdom that when a soul starts to come to a planet like Earth and join the physical beings who have evolved from a primitive state, the violence is a shock. Humans have the raw, negative emotions of anger and hate as an outgrowth of their fear and pain connected with survival going back to the Stone Age.

魂は、愛と知恵のポジティブな基盤から創造されたのですが、原始状態から進化した物理的存在に宿ったとき、その暴力性にショックを受けます。人間には、石器時代の生存につながる恐怖や苦痛の結果として、怒りや憎しみといった生々しいネガティブな感情があるからです。

魂が愛と平和しか知らなければ、こうしたポジティブな感情を真に評価して洞察を得ることができないので、こういう設定になっており、またそれによって成長していくことができるとしています。

ガイドの他にも、マスターや年長の魂、またグループの仲間からもフィードバックを受ける機会がありますが、すべて、その人生を選んだときの本来の意図に基づいて為されます。

また、著者によると、スピリット界のマスターが何度も繰り替えしたのは、人間の脳にはモラル意識は備わっていず、良心は魂の責任だということです。思うに、頭脳も含めて肉体はよくできた機械みたいなもので、それをうまく操作して、いかに魂の本質を物理的に表現できるかということが人生の大きな課題なのでしょうね。

続きは次回に。





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