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2016  08:31:05

幸せに条件や理由は要らないー"Happiness Now"から

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Happiness Now: Timeless Wisdom for Feeling Good Fastに戻ります。

今回は、条件を取り払って、本質に戻るとよいという話です。

自己改善の落とし穴


自分を向上させようと励んでいる人にありがちな落とし穴が、自分に厳しく、がんばりすぎてしまうことです。

You make yourself miserable by your constant demands of 'must', 'ought' and 'should'.
いつも、「~しなければならない」、「~するのが当然だ」、「~するべきだ」と要求して、自分をみじめにしています。

"Rational Emotive Behaviour Therapy"の創設者、Albert Ellisという人がこの傾向を揶揄して'musterbation'という造語を当ててるそうです。発音がマスタベーションになってしまうので可笑しいですね。'musterbation'の例を下に抜粋します。

'To be happy, I must be liked by everyone.'
'To be happy, I must always be right.'
'To be happy, I must always be in control.'

Happiness doesn't demand self-improvement; it asks only for unconditional Self-acceptance.
幸福は自己改善を求めません。ただ、無条件に自分を受け入れることだけを求めます。

"Self-acceptance"のSが大文字なので、「制限のない大きなセルフ」の方を指しています。こちらは、すでに完全でハッピーなのでしたね。

エゴが追いかける3つの幻影


一つめが"More"です。「もっと~があれば、幸福になる」という幻想に捉われることです。

~は、お金であったり、人から認められることであったり、時間であったり、スペースであったり、肩書きであったりとさまざまですが、何であっても、気晴らしや一時的な慰めに過ぎません。別に求めるのは悪くはないけど、それが幸せではないということです。

二つめが"Next"です。「~が来れば、幸福になる」と将来に幸せを求める幻想です。

幸せは今にあるので、将来とは何の関係もありません。心理学の研究によると、特別に幸福な年齢や人生の段階というものはないそうです。一時、急ぐのを止め、ゆったりとした気分になって、内から幸せが湧き起こってくるのに任せるようにするとよいそうです。

三つめは"There"です。「~に着いたら、幸福になる」と最終地点に幸せを求める幻想です。

Happiness is a way of travelling, not a final destination.
幸福は旅していくやり方で、最終目的地ではありません。

宇宙のジョーク


釈迦やイエスなど、世の中の偉大なスピリチュアルの師はみな最初は幸福を求めて旅を始めたのですが、真実が明かされたとき、やっと探求が終わったという喜びと安堵で笑ったと言います。あちこち探し求めたけど、幸福は自分の内に初めからあった理解したのです。

この探求は、雄牛の背中にまたがって雄牛を探しにいくようなもの。水の中に住んでいる生き物に水を飲めと言うようなもの。太陽が光が欲しいと祈っているようなもの。そして、もともと喜びで創造されたわたしたちが、愛や幸福を求めて神に祈るようなもの。だから宇宙のジョークなのです。

だから、愛や幸福を求めて祈るのは正しくないと言っています。祈りは宇宙のDHLのデリバリシステムではないと。本当の祈りは、すでに与えられたものを受け取ることです。

魂は喜びそのものです。

You are truly happy 100 per cent of time; your only problem is that you are not always aware of this.
あなたは100%の時間、真に幸福です。唯一の問題は、いつもこのことを認識しているわけではないことです。

いつも幸福を感じられないのは、恐れや疑い、罪悪感、幻想、誤ったアイデンティティーの雲でスピリットの光が覆い隠されてしまうからです。

幸福はスピリットの喜び


ここで、言葉の定義です。

Pleasure: Happiness of the Body.
Satisfaction: Happiness of the World.
Joy: Happiness of the Spirit.


この中で、Pleasure(快楽)とSatisfaction(満足感)は条件付きでエゴが関わっていますが、Joy(喜び)の方は無条件でエゴが関わっていないということです。つまり、Pleasureは外からの刺激が必要で人によって好みが違い、Satisfactionは常に何かがあって初めて得られるもので状況変化によって壊れやすい。

ところが、Joyは魂の一部のファブリックであり、スピリットの恵みで、本質の部分です。だから、幸福に理由はなく、自然なものなのです。幼い子供や動物たちの無邪気な様子を見て心が癒されるのはこういう訳なのですね、きっと。だって、理由なく嬉しそうですもの。

幸福を計画したり待ったりするのもNGです。あらゆる仮定や信念に捉われず自発的で、今を100%生きるとき、幸福が起こります。これも、幼い子供や動物たちは自然にやっていますよね。


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2 Comments

ぴーちくばー1223  

Re: 楽しいことを、楽しいと思いたい

佐藤さま

コメントありがとうございます。
そうですね、思い出したときに子供に優しく聞くように今自分に何がしたいのか聞いてあげてください。
そしてそれをしてもいいんだよと許してあげてください。

仕事なり、金銭面でしばらくはやりたくないことをしなければいけないのであれば、
音楽を聞くとか、映画を見に行くとか、おいしいものを食べにいくとか、
とにかく些細なことでよいので、自分が楽しいと思うことをできる限り時間を作って
やるのはどうでしょうか? そして、楽しいことをしているとき、しみじみと楽しい気分を味わってください。
小さな楽しいことから始めて少しずつ慣らして広げていけばよいと思います。
楽しいことが増えたら、現状を変えるよいアイデアも沸いてくると思いますよ。

2016/12/19 (Mon) 13:33 | EDIT | REPLY |   

佐藤  

楽しいことを、楽しいと思いたい

自分は43才になりますが
25年以上も同じような事で悩んで
たまに泣いてしまいます
いつも安心感を求めて本当は、やりたくないことをやろうとしてしまい
それが苦しくてたまりません
そのうち、自分が本当は何がやりたいのか分かんなくなってしまいます
何も気にせず好きなことを好きにやりたいです
何か良い方法があれば教えて下さい

2016/12/18 (Sun) 16:32 | EDIT | REPLY |   

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