28
2016  08:23:06

幸福は環境に左右されないー"Happiness Now"から

HeartToSky.jpg


前回に引き続き、Happiness Now: Timeless Wisdom for Feeling Good Fastです。

幸福は環境に左右されない


著者はイギリス人ですが、お父さんは中流の下の出身で、お母さんは上流の出身なので、幸福が富に関係ないことを直接観察してきました。

確かに、幸福を感じるのが容易な環境と、幸福を感じるのに工夫や強い意志がいる環境はありますが、環境そのものには、こちらを幸福にする力はないのですね。著者は次のように言っています。

Nothing in the world can make you happy; everything in the world can encourage you to be happy.
Nothing in the world can make you sad; everything in the world can encourage you to be sad.

外界のものは、わたしたちを幸福にしたり悲しませたりする力はないのです。ただ、幸福を感じたり悲嘆にくれたりすることを励ますことができるだけです。

人生の出来事はわたしたちを動揺させて幸福の選択を見失わせることはありますが、選択自体は決して破壊されたのではありません。選択、つまり幸福は決意次第なのです。

Life is powerful, but your thoughts about life are even more powerful.
人生はパワフルですが、あなたの人生に対する思いはそれよりもずっとパワフルなのです。

著者は、ホスピスにいた108歳のクリストファーと友達になりました。そこのホスピスの中で一番年がいって、快活だったのがクリストファーです。彼の誕生日に人生の秘訣を聞きました。返ってきた言葉がふるっています。

「最初の100年は確かに困難だったよ。でも、それからはだんだん楽になった。みんなに言っているんだ、人生は10%が環境で、あとの90%はそれにどう反応するかだってね」

幸福に波はない


"True happiness is constant"という言葉も刺激的でした。幸福に波はなく、一定しているということです。でも、幸福を実感したり、そうでもなかったりすることがありますよね。それは、こちらがどれだけ幸福に波長を合わせているかという現れなのです。

Happiness doesn't come and go; what comes and goes is your attunement to happiness.

ちょうど太陽が雲にさえぎられて一時見えなくなっても消滅したわけではないのと同じように、幸福が恐怖や苦痛で陰ったように感じても打ち砕かれたわけではないのです。

なぜ幸福を破壊するのが不可能かというと、それは「制限されないセルフ」の本質そのものだからです。だから、本当に幸福を感じるとき、本当のセルフに同調しています。

When you're truely happy, you are being your Self.

そうなんだなと思います。だから、わたしたちが努力するべきことは、偽の部分(思い込みや人から受け取ったプログラム)を取り払って本質の部分に戻ることですよね。言うは易しで難しいのですけど、まず自分の思考(マインド)の部分をてなずけて振り回されないようにすることだと思います。

さて、幸福であるということは、ただ問題がないということではありません。幸福には、癒す働きがあるのです。だから、病気なり人生の問題などがあるとき、普通ならこれを何とかしてからと思いますが、まず幸福に戻ること。そうすれば、症状や問題はおのずと解消されるのです。

なるほどねと思っても、これまで受けてきたプログラムの影響でなかなか信じられない(受け入れられない)のですが、努力の成果があったのか、受け入れる方に傾いてきた自分を発見して嬉しく思います。でも、一定はしていません。まだフラフラしていますけど、「奇跡講座」のどこかに、それでもよいということが書いてあった記憶があります。

氷も日の当たるところにもっていけば、自然と解けてしまう。それと同じことだと著者も言っていました。環境を整えてから幸福になるのではなく、幸福に戻りさえすれば、環境が自ずと整うということですね。わたしたちは、気をつけていないと、馬車の後ろに馬をつなぐようなことをしているようです。




関連記事

 人生の意義と幸福

 幸福 環境

0 Comments

Leave a comment