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2016  09:42:52

いつも疲れる|何か重荷を引きずっていないかチェックしよう

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『食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書』 (原書:"Eat, Pray, Love")の著者、エリザベス・ギルバートさんが、ある雑誌のコラムに記事を投稿していますが、とても共鳴しました。

彼女は、長い間、慢性疲労で悩まされていたそうです。いつも疲れて、活力がゼロの状態。インフルエンザがはやれば、誰よりも早く病気になってしまいます。あるときなど、湖の中に立っていたとき、胸まで冷たい水につかりながら、疲労困憊のあまり立ったままウトウトしてしまったと言います。

新陳代謝が悪いのか、甲状腺の機能低下の問題なのか、脳腫瘍でもあるのかしらと思っていたそうです。あるいは、マットレスを変えた方がいいのか、もっとフラックスシードを食べた方がいいのかということも考えました。

問題はそんなことではありませんでした。また、もとからエネルギー不足だったというわけでもなかったのです。

エネルギーの無駄使いをしていたのです。

I spent years pouring my precious attention down a suckhole of exhausting behaviors.

何年もの間、自分の大切な注意を、体力を消耗させるような媚を売るという行為に降り注いでいたということですね。

不健康な関係を続け、自分でない他の人を演じ、何をしても満足しない相手を喜ばせようとし、どうにもならない相手を助けようとし、愛してくれない人をこちらに振り向かせようとし、みじめな思いをしているときにハッピーな振りをし、本当はノーなのにイエスと言ったりなどなどです。

結局、自分を偽る、本心と反対のことを言ったりしたりする、無益なことをするというのはエネルギーを消耗するのですね。

エリザベスさんは、元プロボクサーのマイク・タイソンとホワイトタイガーの写真が目に焼き付いているそうです。マイク・タイソンはタイガーの首輪につけたチェーンを持って立っているのですが、彼女の目には、懸命に幸せをつくろっているけど、とても疲れているように映りました。

マイク・タイソンはボクシングで稼いだ財産を湯水のように使って破産しています。ホワイトタイガーは、そのときの散財の象徴ですね。エネルギーを無駄遣いして、自分には活力が残っていないと言い回っていたのは、マイク・タイソンがラリー・キングに"I have no goddamn money, Larry"と言ったのと同じだったとエリザベスさんは言っています。

誰にでも、ホワイトタイガーはあるものだと。危険なペット病で、気をつけていないと、自分の生命を磨り減らし、エネルギーを吸い取られてしまいます。ホワイトタイガーは、何かの中毒や共依存性、完璧性、何とか症候群、ギャンブル狂といったものです。

正気で生きているときは、エネルギーが自由に流れているのが分かります。滞っているとき、今、どんなホワイトタイガーに自分を縛りつけているのか自問します。

それが識別できたら、次は選択するのみです。このまま引きずられて燃え尽きることもできれば、持っているチェーンを手放して活力を取り戻すこともできます。

これは、自分の現実に向き合わなければできません。とても勇気がいることです。でも、一度、勇気をもってやれば、次からは容易になると思います。一つ重荷を手放しても、また何かを引きずってしまうのが人生です。現実に向き合って、今何が自分を縛っているのか、どこで自分を偽っているのかを探り、手放していくことを習慣づけたいと思いました。

これも、自分を愛することにつながりますね。




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