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2015  08:56:35

本当の愛に出会うにはー自分の内に築いてしまった障害を取り除く

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Your task is not to seek for love,
but merely to seek and find
all the barriers within yourself
that you have built against it.

Rumi


日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、スピ系の書などでよくRumi(ルーミー)の言葉が引用されます。古代ペルシャの詩人で、なかなか含蓄のある言葉を多く残しています。その中でこちらは、愛についてですね。

「あなたの仕事は愛を探すことではありません。けれども、やらなければいけないのは、あなたの中に築いてしまった愛への障害をすべて探して見つけ出すことだけです」

ドキリとしませんか? わたしは、すごく腑に落ちました。この言葉は、著者が違う下の2冊の本に引用されていました。洋書には、必ずといっていいほど各章の初めに引用文が掲載されています。

愛への障害









ところで、「愛への障害」って何?と気になりますよね。いろいろありますが、元をたどるとすべてbelief(信念、思い込み)に行き着きます。この信念にもレベルがあって、大元がcore belief"と言われる「核になる思い込み(または信念)」です。

わたしたちの脳は、毎日、何万という思考を処理していますが、その80%は同じ思考の繰り返しや派生したものだそうです。その元が、核になる信念なんですね。そして、思考が感情を引き起こし、ある行動へと導いて結果をもたらす。

ここで、本当の愛に出会うのに障害となる信念の代表的なものを挙げてみますね。

ー 自分は年を取りすぎている
ー 自分は魅力的ではない
ー 過去のお荷物が多すぎる
ー 自分は人生の敗北者だ
ー 誰も自分に興味を持ってくれない、愛してくれない
ー いい男性(女性)はもうすでに相手がいる
ー 自分は生涯独身でいる運命だ
ー 自分には本当の愛を受け取る資格がない
ー コミットすると自由がなくなる
ー 本当の愛なんて存在しない

一度、内省してみてどんな信念を持っているか探ってみるとよいです。表面では本当の恋愛がしたいと思っていても、まだ手に入れていないなら、必ず、潜在意識が別のことを思っているということです。

潜在意識


普通、結果が思わしくなければ何かを変えようとしますが、大抵は、核になる信念をそのままにして、感情や行動を変えようとするのでうまくいきません。逆に、核になる信念を変えてしまえば、思考も感情も自然に変わり、よい結果が得られます。ところが、言うは易しで行うは難しです。

というのは、この信念が潜在意識に確立されるのが6歳くらいまでで、その後、7歳から11歳の間にフィルターが出来て自分の信念と違うものを受け入れないゲートキーパーの働きをするため、なかなか別の信念を植えつけることが出来ません。

もっとも、朝目ざめてまだ意識がはっきりしていないときと、夜眠りにつく直前(シーター派)には、ゲートキーパーをすり抜けて潜在意識に直接働きかけることができるようですね。あとは、リラックスした脳波がアルファ状態のとき。効率よく自分の信念をアップグレードしようと思えば、こういうところを狙うのがいいですね。

潜在意識の働きやしくみについては、催眠セラピストでもある著者の"Let Love In"の方に詳しく載っています。

よいアドバイスを聞いたり読んだりしても、なかなかそれを持続できずに元のパターンに戻ってしまうのも、核になる信念が変わっていないからだそうです。ガチン!

でも、自分の今の経験から言えることは、それでも、へこたれず粘り強さで向かうと救われるときが来る。導いてもらえる。まず、自分を愛することができれば、少々の失望でもそれほど落ち込むことがなくなるし、潜在意識にあった自分ののイメージが、ひょっとして違うのではないのと思い始めるのですよね。

6歳までの潜在意識はスポンジのように何でも吸収します。親や世話をしてくれる人、先生などの何気ない言葉や態度をそのまま受け入れてしまい、誤った自分のイメージを作り上げていることはよくあることです。周囲の大人は、たまたま他のことで苛立っていたのかもしれないし、何かで悩んでいて切れてしまったのかもしれないけど、幼い子供にはそんなことは理解できないので、自分への評価だと思ってそのまま真に受けてしまうのです。

また厄介なことには、幼いころの感情的にショッキングな経験はあまりに辛いので、潜在意識に押し込めてしまい、どうして自分がそんな信念を持つようになったのか分からないことがよくあります。しかも

The more suppressed a memory is, the more powerful it becomes subconsciously.

潜在意識に押し込めた記憶ほどパワフルで、それに自分が突き動かされてしまうことになります。でもね、自分に処理できる時期が来ると、嫌な事をフト思い出すことがあると思うのです。そのとき、その経験を反芻するだけでは、かえって苦痛を増加させるだけです。記憶の解釈を変えなければなりません。

記憶のストーリーを変える


記憶というのは、事実をそのまま覚えているのではなくて、そのときの自分の解釈を保存していたわけですから、思い出したときに、ストーリーを変えるようにすれば、過去の記憶から来る連想で反応するのではなく、もっとよい選択ができるようになります。

大人になった自分には、相手が発した言葉や態度を真に受けずに、これは相手の問題で自分の問題ではないと識別をつける能力は備わっているのです。だから、過去の記憶も、自分が悪かったのではない、相手には何か不満不足の背景があって自分に当たったのだと解釈することができるのです。

自分の経験で分かりますが、そうすると、今度はそういう相手を責める気持ちが起こってきたりします。無理もないのですけど、もう一歩進めて、その責める気持ちを手放すようにしないと、やはり、過去の記憶にいつまでも引きずられてしまいます。考えてみれば、そんな理不尽なことをした相手だって、過去に受けた傷を背負ったままだったのでそういう言動をしたのですから。

誰かが断ち切らなければ、次の人にその傷を引き継がせることになるんですね。今は、次元上昇(アセンション)で、人々の意識が上昇しつつあるので、比較的容易に過去の傷や役に立たない信念を手放すことができるようになっているようです。今がチャンスです。

こんな風に書いていくうちに、2016年は、本腰を入れて自分の信念をアップグレードしようという意を強くしました。特に愛への障害になる信念を変えようと思います。

またこのテーマについて書いていきたいと思います。



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