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2015  04:42:48

世の中はミドルマン抜きへ動いている|成功は学歴も年齢もラベルも関係ない

先日、日本に一時帰国したとき、初めてUberとAirbnbを利用しました。空港と家の往復にUber、東京での滞在にAirbnbです。便利だし、タクシーやホテルよりも勝手がよくて経済的ですね。最もUberの方は、日本ではそれほどメリットがないかもという意見も聞きました。

政府や銀行といった機関が旧体制にしがみついている一方で、今、世の中がどんどん変わってきているのを肌で感じます。アメリカでは、学生ローンの問題が大きく、多額の借金を抱えてまで大学に行く価値があるのかという議論もあります。学歴なんてあまり関係なくなって来ているように思いますね。それよりも、今の動向を読んで、柔軟に対応できる能力が必要とされるのではないかしら。

さて、"前々回"のChoose Yourself!に戻りますが、著者のJames Altucherは起業を薦めています。別に会社を建てる必要はなく、現在は自分で事業を始められるプラットフォームがあるから、ミドルマンを介さないで情熱を傾けられることをやればよいと。Choose Yourselfです。ただ、それでもポイントを押さえて置いた方がよいので、著者はさまざまな人をインタビューしてポッドキャストしています。

その中の一人のインタビューの内容が本書に載っていました。

インタビューの相手は、Alex Dayというイギリスの若いミュージシャン。彼のすごいところは、YouTubeだけで大勢のファンを作り、UKTop40のチャートに3つの曲が入り、itunesチャートのトップ10入りでは、ジャスティン・ティンバーレイクのアルバム「20/20 Experience」をしのいだというもの。Alex Dayとジャスティン・ティンバーレイクの新アルバムが同時にリリースされた翌日のことです。

アレックスは、2007年からYouTubeに自分の音楽をリリースして、徐々にファンを獲得していきました。レコード会社(ワーナー、ソニー、EMIなど)からの勧誘もあったのですが、下手に所属して自分のしたい通りにやれなくなるのが嫌いです。

音楽産業の今後の動向を尋ねると、それは関係ないと言い切ります。

I look at where the music industry is now and it’s not helping me, so I’ve learned to exist without it!

「現在の音楽産業を見たかぎり、自分を助けてくれるものは何もないし、だから、それに頼らずにやっていく術を学んだ」ということです。この心意気ですね。

そして、著者のコメントがこちら。

Persistence is more important than industry validation because it’s not the industry that is buying what you’re selling.

粘り強さが業界で認められることより重要である。自分が売るものを買うのは産業ではないから。

レコード会社といったミドルマンに頼らなくても、才能と粘り強さがあればミュージシャンとしてやっていける世界になっているんですね。

でも、自分に才能があるかどうかは、メンター(助言者)が必要であるということにも触れていました。自分のやっていることを冷静に評価してくれる人です。アレックスには、音楽業界で働いたことのある友人がいて、彼が率直な意見をしてくれたそうです。

粘り強さの点では、落ち込むことがあって1、2ヶ月、音楽から離れることがあっても、誰かの素晴らしい曲を聞いたり、グラミー賞授賞式を見たりするとインスパイアされて、またやろうと思う。そのくらい音楽が好きで止められないそうです。

アレックスは、フェイスブックやツイッターも自分の音楽活動のアップデートのために一応やっているのですが、ファン達との個人的な交流はYouTubeだそうです。ジェームスのコメントは、ソーシャルメディアで自分に合ったものを選びマスターすることでした。

もうレールの上を走っていればよいという時世ではないのですね。

世界のどこにいても、年齢が幾つでも、学歴や経歴がなくても、才能とやる気と粘り強さがあれば成功できるよい時代ですが、その分、自分のビジョンを明確にもって流されないように生きる強さも要求されるのでしょう。ソーシャルメディアなどを使って自分をマーケットする術も習得しなければなりません。まさに、Choose Yourselfの時代です。

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