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2015  03:09:25

もう他人や組織に頼れない!自分の観点で選択する時代ーChoose Yourself

現在は、世の中がめまぐるしく変化し、情報も氾濫して、ついていくのに大変ですよね。いろんな価値観があって、どれを選んでよいのか分からないということもあるでしょう。

なんとなく、今までのやり方ではまずいのではと思っていても、どうすればよいか分からない。これまでのやり方では空回りするばかりと感じている人もいると思います。でも、何をどう変えればよいのか。前の記事でも触れましたが、自分を尊重する、自分を第一にするということにつながるようです。

"Choose Yourself"とは




こちらの書ですが、残念なことに、今のところ、日本のアマゾンにはリストされていないみたいです。英語はシンプルで読みやすいと思います。著者のJames Altucherは、ヘッジファンドのマネージメントとしてウォールストリートで働いた経歴もあります。起業家、投資家、チェスの名人、著述家など、さまざまな肩書きがあります。

今は成功している著者ですが、何度もビジネスを始めては失敗し、ギャンブルでお金を使い果たしたり、2回ほど、どん底を経験しています。

2002年のときは、家とお金、自尊心、友人を失い、どうしてよいか分からない状態。プライベートでも、ビジネスでも、さらに、父親としても失格、何百万ドルという借金をかかえました。

2008年も2002年のときの繰り返しでしたが、それに離婚が加わり、さらに友人を失います。そんな著者が、"choose yourself"、つまり、自分を選択するという生き方を見いだして見事に復活し、著書やインタビューなどでこれを提唱しています。本書もその1つです。

2008年の2回目のどん底のときは、世界が変わりつつありました。お金はシステムから出て行き、人々がレイオフされていました。もう、他人や組織に頼って生きることができなくなっています。中産階級は没落し、仕事が減少し、あらゆる産業で変革を余儀なくされています。この変化の波に溺れてしまわないためには、個人も変わっていかなければなりません。

著者は、これを"Choose Yourself"の時代として、その場限りに対応するシステムに依存する代わりに、自分自身のプラットフォームを築き、自分への自信と信頼を培って、自分の観点から成功を定義することが倫理であると言います。

自分で作った牢獄を手放す


そのときに直面する大きな障害は、拒絶、そして拒絶への恐怖です。でも他人の行動はコントロールできないし、自分を拒絶する人を憎んでみても始まらない。相手に最高の自分を分からせようと無理強いすることはできません。

コントロールできないことにくよくよ悩むことは無益なことです。ネガティブなことをいつまでも気にしても、それが突然ポジティブな結果をもたらすわけではありません。ますますネガティブな考えが頭に浮かぶだけです。

You can't buy happiness with the currency of unhappiness.

不幸せという通貨で幸福を買えない。日本語ではこんな表現しないでしょうが、意味は分かりますよね。そして、なるほどでしょう?

誰もが、多かれ少なかれ、自分は十分でないというプログラムをされています。だから、他の人に認めてもらおうとするのです。そして、他人が自分を選んでくれなければ意気消沈し、他人に認めてもらえれば有頂天になります。それでも、またいつ拒絶されるかと不安になるんですよね。

この自分で作った牢獄を捨て去らなければなりません。幼い頃に親に認めてもらえなかったからなどと分析するのではなくて、ただ完全に捨て去るのです。

著者も、仕事を獲得するため、本を出版するため、契約を取るため、事業のパートナーを得たり、愛を得るために、いかに自分をよく見せて売るかという努力を常にしていました。それでも、ビジネスの面で、2つの大きな拒絶にぶつかります。どちらも、たった一人の決断で、著者の運命が決定されるという状態でした。これでは、相手にパワーを引き渡したのも同然です。

また、新しい形の中毒も出てきました。大勢の人たちが「自由になりたい」と言っては戦い、疲れ果ててしまうという結果に終わっています。でも、一体、誰を相手に戦っているのと疑問を投げかけています。鎖につながれているわけでもないし、戦っている間も自由であることに気づいていないと。

楽しいことだけを選択


その自由をうまく生かし、"Choose Yourself"の時代に成功するためには、重要なことが2つあります。

その一つは楽しいことだけをする。楽しいと思える仕事だけを追求し、一緒にいて楽しい人のことだけを考え、自分が楽しめる書物だけを読み、自分に好意を持ってくれ、勝ち組で、自分も勝てるように応援してくれる人たちとだけつき合う。

本当はしたくない事にイエスと返事をしてしまったら、必ずや相手を恨みがましく思い、仕事の出来もまずく、よい仕事をするときよりもエネルギーが出ないで、お金もそんなに稼げないことに。それでも自分の人生の一部は消耗し、使い切ってしまいます。

培うべき本当の輝きは、内なる炎です。外からそれを燃え上がらせることはできません。内なる炎の輝きが強いほど、より多くの人が欲しがるでしょう。やりたくない事にイエスというたびに、内なる炎の輝きが失われてしまいます。

空虚感を満たすのは、恋愛やお金、娯楽といった外部の動機ではなく、決して消えることのない内なる炎を燃え立たせることです。

土台を作る


次にプラットフォームを築くことです。健康的な肉体、感情、メンタル、精神のしっかりした土台を築いて始めて、成功という家を建てることができます。

肉体面
 健康な身体、健康的な生活習慣です。

感情面
 よい刺激を受けるポジティブな人とだけ交わるようにします。気分を滅入らせるような人とつき合わないように。こちらのエネルギーを枯渇させるような人と感情的に関わったり、必要以上に考えたりしません。

メンタル面
 わたしたちのマインドは、何としてもボスでいようとがんばります。そのために、くだらない事にわたしたちを追い立てて、マインドが得意なこと(くよくよ考えたり、心配したり、恐れたり、落ち込んだり、熱狂したり、将来のことを思い、過去のことを思い、疲れ果てるまで思考する)がすべてできるような状態に持っていきます。

 こちらがマインドの奴隷にならないためには、この野性の馬を飼いならす必要があります。それは、集中的にこき使うこと。つまり、目標を与えて仕事をさせる。もっと時間を作るためにできる方法を10通り考えるとか、ビジネスのアイデアを最低10考えるといったことです。マインドが疲れ切ってしまうような問題を与えねばなりません。疲れ切ってしまえば、その日は、マインドに主導権を握られることはありません。

精神面
 大抵の人は、過去を後悔したり、将来を思い煩うことばかりしています。過去も将来もコントロールすることはできません。あるのは今だけです。適切な準備をし、自分の力でできるだけのことはやったと信じたら、結果を心配するのは止めましょう。物事はうまく運びます。

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土台を作ったら、次は何をすればよいのということですよね。その続きは次回に。


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