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2015  02:08:12

心の平安を得るために手放した方がよいもの

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何事も自分の思うように動いているとき、心の葛藤や抵抗がないので心が安らかで幸せを感じます。でも、万事、うまくいっているというのはそうそうないですし、あっても、長続きしません。大抵は、人との交わりや環境、出来事で動揺し、やらなければいけないことでストレスを感じたり、自分との葛藤で苦しんだりします。

わたしたちの課題は、どんなときでも、いかに心の平安を保つことができるかということです。心の葛藤や抵抗を感じるのは、何かをつかんでいるからです。それを手放せば、持っていた荷物が軽くなった感じでずっと落になります。

でも、言うは易しで、なかなか難しいですよね。わたしも、今、葛藤の真っ最中で、手放して落になったかと思うと、また荷物を持ち上げるということを繰り替えしています。少しずつですが、手放すのが上手くなったかも。

何を手放すかですが、lonerwolf.comというサイトの記事が参考になったし、とても賛同しました。全部で10ありましたが、最初の8つを見てみます。何か苦しんでいるとき、このうちのどれをつかんでいるか考えてみると、何を手放せばよいかが見えてきます。

1. 何でも仕切らないと気が済まない


"control freak"とは、何でも自分の思うように仕切りたい人、あるいは、1から10まではっきりさせないと気が済まない人のことです。

思いもしないことが起こるのが不安なんでしょう。わたしも多少、この傾向があるのでよく分かります。

Control is a product of fear, of distrust towards yourself and your ability to handle whatever life throws at you.

コントロールは恐れの産物です。自分自身に対しての不信、そして、人生が投げかけてくるものをハンドルする力が自分にあるという確信がないために起こります。

自分を信用することも大切ですが、何とかなるという宇宙に対する信用も必要だと思います。

2. 完璧主義


完璧主義は、慢性的なストレスと疲労を招きます。正直いって、これもちょっと身につまされます。

仕事でも何でも完璧にやらないと気が済まないから、自分のやることや他の人のやることになかなか満足できない。ズボラな人にはイライラさせられるとか、ありますね。真面目なんでしょうけど、自分の精神と身体の健康のために、もっと肩の力を抜いて、気楽にやった方がいいです。

以前、ストレスホルモンのアドレナリンの分泌が多いという結果が出たことがあります。過剰分泌のアドレナリンを身体に溜め込むと疲労が続き、やがて体を壊すことになるそうです。聞くところによると、運動すれば、過剰なアドレナリンを消費できると。実感しています。

ストレス続きのときは体が疲れている感じがしても、適度な運動をするとすっきりするのはこのためなんですね。納得。

3. 自分のパワーを放棄して他人に影響されやすい


他の人の評価や意見をそのまま受け入れて、自分のパワーを放棄する。境界線を引かないから、他人の言動でこちらの感情が振り回されるといったことです。

誰かに無視された、拒否された、批判されたといってすぐに落ち込むのは、自分のパワーを放棄しているからです。自分がどう感じるかを、他人からコントロールされるままにしているからです。

自分を尊重し、大切にするように心がけると、自然に他人の影響を受けなくなると思います。

4. 過去を振り返る


英語では"dwelling in the past"ですね。

Living in the past is living in death because we dwell in what was rather than what is, right now. The more we are stuck in the past, the less we can truly live our lives to the fullest in the present.

過去に住むのは死に埋もれて住むようなもの。今、この瞬間でなく、すでに起きたことの中に居住しているから。過去に埋もれて身動きが取れなくなればなるほど、今ある人生を本当に生き切れない。

5. 毒になる人に囲まれる


"toxic people"は、ずばり「毒になる人」です。日本語ではあまり言わないですが、最近、「毒になる親」という言葉が出てきているようなので。感じはわかりますよね。一緒にいて、こちらの気分が悪くなったり、気力を衰えさせる人です。

知人、友人なら、連絡を取らない、会わないなど離れることは容易にできます。結婚相手も、離婚という手があります。兄弟も、ある程度、距離を置くのはそれほど難しくはないでしょう。でも、親となると厄介です。会話で、向こうがあおってくるのに同じレベルで感情的に対応しない。engageしないですね。もし興味があれば、以前のこちらの記事を見てみてください。

さて距離を置いていても、親が年を取ってくると、毒親でも介護の責任が降りかかってくることがあります。そうなると、一気に巻き込まれます。ファイナンスからもろもろの手続きなど、こちらの時間とエネルギーが取られるのが辛いし、かなりのストレスになります。そんなときは、考え方を180度転換しないとやってられません。

この地上の生活は一種のゲームのようなもので、自分で課題や難問を設定して生まれてきたと思う。親や環境を選んで。地上で関わる人たちとは、こういう課題なのでこんな役を演じてほしいとあらかじめ魂のレベルで約束した。もちろん、ゲームを面白くするために、そんなことはすべて忘却しています。だから、相手はわざわざ嫌な役を演じてくれているかもしれない。そう思えば、感謝すらできてしまう。

ゲームだと思うだけでも、心の荷が軽くなります。あまり真剣に捉えすぎないことですね。やらなければいけないことはするしかないですが、何とかなると宇宙を信用し、淡々と流れるように生きていきたいです。周囲で何が起きていても、人生は楽しめると思います。外界は関係なし、すべては捉え方次第だと思います。そう言い聞かせています。

6. いつまでも恨みを捨てない


Anger is a very seductive emotion.

怒りはとても誘惑的な感情です。自分の方が正しいという気にさせ、自分を正当化するからです。でも、怒りや恨みは、内から自分を腐食します。人生が提供するせっかくのチャンスに心を閉ざし、癒され、成長し、伸びていく素晴らしい機会を逃してしまいます。

自分を大切に思うのは、嫌な感情を捨てる動機になると思います。また、ひどいことができるのは、その人が苦痛を感じているからということが分かれば、慈悲の心が起こる。まあ、そこまでいかなくても、先述のように、嫌な役回りを演じてくれていると思うのも一考ですね。

7. 自責


これは、自分に向けられる怒りです。自分を許さないと、自己嫌悪や後悔の終わりのないサイクルに入ってしまいます。人や許せても自分は許せないという人は意外と多いようです。まるで、自分の中に批判的な別の自分がいるみたい。自分を責めるのはかなり辛いです。

他のところで読みましたが、自分の中にいる批判的なもう一人の自分をイメージ化すると対応しやすいようです。たとえば、魔女のようだったり、目のつり上がった意地の悪い人だったり。イメージすると会話ができるし、そうやってコミュニケートしていると、やがてもっと優しい親しみのあるイメージに変わって、友人や保護者のような役を演じてくれたりします。

8. 自分が正しいという思い


価値観や意見の違いがあると、興奮して議論し、他の意見に耳を貸さないというのは、自分が正しいという思いを守ろうとするためで、この優越感を維持するのはエネルギーの大きな消耗です。

これも、肩の力を抜いてですね。オープンマインドで他の人の話にも耳を傾け、謙虚な気持ちになる。自分が間違っててもいいやん、みたいに柔らかい姿勢の方が生きやすいです。



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