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2014  08:05:08

人生で何をしたらよいか分からない|天命を見つけるヒントとプロセス

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原著:Listen: Trusting Your Inner Voice in Times of Crisis

callingについて


Callingという言葉は天職とか使命とかいう意味ですが、内から催してくる突き動かされるものなので、これも直感とつながっていますよね。

天命がはっきり分かっている人はいいですが、多分、大勢の人はよく分からなくて迷っているのではないかと思います。

著者によると、職を失ったり、病気になったり、離婚したり、愛する人を失ったりして人生につまづいた時、自分は何のために生まれてきたのか、人生の目的は何なんだろうと悩んで相談してくる人が多いそうです。

一大事やつまづきがきっかけで人生をよい方向に転換できた人は、後で振り返るとあれはblessing(天の恵み)だったと言います。おそらく、つまづきによって、天が間違った方向に行っているよと軌道修正の機会を与えてくれるのでしょうね。

天命を知るヒント


ただ、人生の危機のとき、何を学び、どうすればよいかというマニュアルが付いてこないので、不安になったり孤独に陥ったり、ジタバタするんですよね。でも、ヒントはさまざまな形で示されているそうです。

本書では、そのヒントに気づく方法が示されていています。

天命というと仕事やキャリアを思い浮かべますが、霊が次のレベルに達するのに発達させなければならない美点でもよいそうです。たとえば、病気になったとき、他の人から助けてもらうことを学んだり、あるいは逆に自律の精神を学ぶといったことです。親がアル中だったら、思いやりと許しを学ぶことだったりします。

さて、天命を知る糸口を示してくれるものは、さまざまな形で現れます。すべてを教えてくれませんが、どの方向を探ればよいかということは示してくれます。以下がそのヒントです。

  • 時間があいたときに楽しんで熱中できるもの
  • 子供のときに興味があったこと
  • 強く心が動かされるもの
  • 瞑想や祈りのときに頭をよぎる言葉や語句、イメージ
  • 他の人によく指摘されること
  • 世の中に「貢献したい」と強い願望を持つ分野
  • 幾度も学ぶことになった人生のレッスンと同じように悩んでいる人を助けたいという気持ち
  • やるのがとても楽しいのでお金をもらわなくてもよいと思うこと

  • 次の文章の空欄を埋めることも、天命を探るヒントになります。文章を埋めるとき、深く考えないでパッと浮かんだことを書いていくのがコツです。また、何も浮かばないとき、飛ばして次に進み、後で戻ってトライしましょう。

  • 子供のとき、~するのが楽しかった。
  • いつも~したかった。
  • 自由な時間ができたとき、~するのが好きだ。
  • ~のとき、もっとも生き生きする。
  • よく人から~だと言われる。
  • ~は楽々とできる。
  • ~について読んだり、学ぶことが好きだ。
  • 理想的な一日は~。
  • お金の心配をしなくてよいなら、~する。
  • いつも~するのを夢見ていた。
  • いつも~するのに苦労した。
  • わたしに世の中をよくすることができるなら、~をするだろう。
  • 妖精が魔法の棒を一振りしてわたしの理想的な人生を示すことができるなら、~だろう。
  • もっともわたしが尊敬する人は~で、その理由は~である。
  • ~のとき、本当に幸せを感じる。
  • よく~の方向を示すシンクロや偶然の出来事が起こる。
  • やりたいことをするために人生で変える必要があるのは~である。
  • 自分の人生の目的は~だと密かに思っているが、~を理由にして実行に移せない。
  • 自分の人生を生きるようにするには、~しなければならない。
  • 自分の人生を生きると決めた。そのステップとして今週、~をする。この文章を完成させて、最も驚いたことは~である。
  • 自分の人生の目的を要約するなら、~なるだろう。

  • 直感を受けるために


    こうしたエクササイズは自分を知るのに役立ちます。ただ、大抵の人は、上記のエクササイズをやりながら、なぜ自分のやりたい事ができないかという理由を並べ立てるといった"an internal dialogue(内なる会話)"を始めてしまいます。でも、もしやりたいことができるとしたら?

    自分の人生の目的を生きる可能性を膨らませていくと、「どうしていいか分からない」、「これはお金にならない」といった声の代わりに、別の声(直感)が聞こえてくるようになります。

    ときには、どう進んでよいか分からないことを認め、思ってもみなかったところから助けが来ることも受け入れられるように心をオープンにしておくことも有効です。答えは完成した形で現れず、そのときどきに次のステップが示されるということもあるようです。

    天からの肘つつき


    ここで、"a Divine nudge"という言葉が出てきます。nudgeは、「軽く突くこと、注意を向けさせること」という意味で、肘でつついて注意を促すイメージをするとよいと思います。A Divine nudgeだと、神から注意が促されるという意味ですね。それのリストが載っていました。これはあくまでも一例で、すべてではありません。こんなnudgeがあったら、~したらいいかもという参考になります。

    Nudge Possible Action Step
    現在やっていることに退屈している 興味のあるクラスを取る。自分が興味のある仕事をしている人と話してみる。
    圧倒されて人生の目的についてアイデアを構築できない 何かを手放すとき。人間関係や事柄で自分を枯渇させるものがないか。切り捨てられるプロジェクトやコミットメントはないか。
    やりたい事やワクワクするアイデアが多すぎるので、結局、何も手がつけられない 情報を収集しているだけでよいという態度を取る。今、決断をしなくてもよい。小さなステップを踏んでいく。
    他の人が止めた方がよいと反対する 「自分にとって真実は何か」と自問する。応援してくれる人と交わるようにする。
    何かを変えなければならないのは分かっているが、どこから始めればよいか分からない どんな楽しいことや興味のあることが今日できるかを自問する。人生という大きなスケールで考えなくてもよい。一日単位で練習を積む。


     

    終わりに


    これが自分の人生の目的だとはっきり分かる瞬間は少ないそうです。でも、自分の直感を信じ、日頃の守備範囲を越えて少しずつステップを踏んでいくと、やがて分かってくるということです。確信が持てなかったり、後戻りしたり先に進んだりということは普通のことです。自分の感じ方や、夢や興味を持つことなどに日々注意を向けていくしかないようですね。

    As your purpose in life eveolves, you'll find yourself with more clarity, energy, and abundance.

    自分の人生の目的が展開していくにつれ、より確かな感覚が生まれ、活力が増し、より豊かになるという意味ですね。



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