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2014  08:45:16

大きな決断や正しい選択をしようとする前に|直感を刺激する方法

原著:Listen: Trusting Your Inner Voice in Times of Crisis

誰も人生を左右するような大きな決断はしたくありません。だから、多くの人が決断しないことを選択するそうです。でも、これだって決断なんですね。何もしないという決断。

そうすると、折角、人生を改善するチャンスがあっても見逃してしまったり、結局、一番つらい状況までいって決断を強いられるみたいなことになります。

著者は、決断できないということでよく相談を受けるそうです。いろいろ参考になることが書いてありました。

複数の選択肢は60/40ルールで決める


60/40ルールというのは、Aがその他の選択よりも少しだけ確信が持てるなら、Aを選択するのがよい決断だというものです。

たとえばマリアンの場合は、人工股関節置換手術(hip replacement)を受けることについて、さまざまなアドバイスを聞くうち混乱していたし、正しい選択は一つしかないと思って決断ができないでいました。マリアンには、次の4つの選択肢がありました。

(1)今、手術する、(2)先延ばしにする、(3)代替療法を試みる、(4)さらに他の専門家から意見を聞く。

そのとき、目を閉じて深呼吸をし、意識をお腹の下に落としてニュートラルな状態に持っていってから、今の時点で、4つの選択肢のうちのどれが最善の選択かを聞きます。マリアンは、(3)の代替療法が最善だと感じました。

そして、さらに深呼吸をしてから、"What are some things I could do to help my hip better?"と聞くと、ストレッチングのクラスを受ける、一週間に一度マッサージに通う、鍼を試してみるなど、いくつかのアイデアがすぐに浮かんできました。

もし間違った選択をしたらという恐怖


人がなかなか決断できない大きな理由の一つに、もし間違った選択をしたらという恐怖があります。

ピーターの場合、もう5年もの間、仕事がおもしろくなくて悩んでいました。でも、別の仕事を探せばというと、その会社が気にいらなかったら、大学に戻らなくてはいけなくなったらなど、うまくいかなくなった未来を想像して決断ができないでいました。

そこで、ピーターに目を閉じさせて、"What would my day look like if I enjoyed going to work?"という質問をさせました。「仕事にいくのが楽しかったら、どんな一日だろうか」という質問ですね。そうすると、楽しそうにいろいろ説明してくれます。そこで、毎日、この質問をしてみることを提案。さらに、毎日、30秒間、理想の仕事に就いていることを想像するように指導しました。

こうして、マインドをポジティブな方向に向けさせると、自分が望むものに焦点が当てられ、効率よく潜在意識に理想のイメージを与えることになります。そうすると、内なる導きが、ポジティブな感情やイメージ、ときには言葉という形で現れるそうです。

ピーターは、現在の仕事を辞めるという大きな決断をすることから、情報を収集するという小さなステップを踏むことに切り替えて、恐怖が伴わなくなりました。こうして、他の選択肢を探り、前述の質問をしながら直感を受け取り、やるべきことを明確にしていく方向に持っていくと、やがてオンラインで最適な仕事にめぐり逢ったそうです。

圧倒されて身動きが取れない


ホーリーの場合は、勤めている会社が人員削減をするので、これを機会に前からしたかったビジネスをしようと思いました。ところが、どこから手をつけてよいか分からず、不安がよぎり、おじけづいてしまいました。

毎朝、瞑想をしたあと、その日に何ができるかを自分に問いました。質問のバリエイションはありますが、いずれも、きょうできることを問いかけるものです。それで頭に浮かんだことを実行に移します。

ときには、理解に苦しむようなアイデアが浮かぶことがあります。たとえば、犬を連れて近くの公園に行くというイメージが浮かんだとき、ビジネスと何の関連もないように思いましたが実行に移しました。そうすると、公園で、これまた犬の飼い主でビジネスを始めたばかりの男性と出会います。そして、彼のウェブサイトのロゴとデザインを引き受けることになりました。

こうして、小さなステップを踏んでいくことで、最初に感じた圧倒感で動けない状態を脱却することができ、ビジネスを進めていくことができました。

自分を責める


その他にも動きが取れなくなる理由に、自分で自分を責めることがあります。「わたしって、何て馬鹿なの」とか「他の人ができるのになぜできないのか」と自分に言うことですね。

もし、ホーリーが「なぜ、成功に導くビジネスを計画できないのか」という質問をしていたら、何もよい考えは浮かんでこなかったでしょう。直感を刺激するには、優しく、創造を促すような建設的な質問をすることです。

直感だと分かるのは、それが"feel good"なとき。ポジティブで、優しく、創造的な答えが返ってきたとき。

「神との対話」の著者、ニール・ドナルド・ウォルシュが次のように書いています。

Life begins at the end of your comfort zone.

"comfort zone"、よく出てくる語句です。自分の知っている守備範囲、安全地帯という意味ですね。そこから出ないと人生が始まらない。いつも同じことをやっていては、何も起きないということです。

だから、往々にして、普段やらないことを促すような直感を受けることがあります。ちょっと居心地は悪いですが、それでもそうするのが正しいのだという感じがします。

自分の反応を観察する


イエスかノーで答える質問をしてコイン投げをし、そのときの自分の反応を観察するという方法もあります。失望したか、ホッとしたか、興奮したか、恐怖を感じたかなど。この反応によって、直感が何を語りかけているか分かるということですよ。

直感は、「そうだ、その仕事に就け」とはっきり告げたりしないそうです。それよりも、何となく感じる、内からもよおす、体に起こる感覚だったりします。だから、こうしたことに注意を向けるようにすると、直感に導かれたよき決断ができるようになります。

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ところで、ロビン・ウィリアムズ氏の訃報はショックでした。スピリチュアル関連のサイトでも取り上げているところが多かったです。彼の映画を見て感化された人も多く、大勢の人たちの心を動かした人ですね。悲しいし残念ですけど、これだけ多数の人たちが追悼の意を表しているのは感動的です。ご冥福をお祈りいたします。

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