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2014  06:01:52

子供にも分かるマインド、頭脳、思考の話



こちらは、オーストラリア人のIsabelle Senneryという人が子供向けに、脳とマインドと思考の働きなどを分かりやすく書いた本です。子供はいろいろなことを不思議に思い、質問しますね。その中でも極めつけは"Who am I?"。大人も知りたいことが盛りだくさんに、しかも、子供向けですから、簡単なストレートに理解できる英語で書かれています。

ただ残念なことに、現在、入手するのが難しく、コレクター向けの破格な価格でしか購入できないようです。

最初の方で、脳のしくみについて大まかな説明があり、ゲートキーパー(門番)が出てきます。英語の用語はReticular Activating System、日本語の方は網様体賦活系です。どちらも馴染みない言葉ですね。英語の頭文字を取ってRASと呼ぶことにします。

脳全体の1%にも満たないというかなり小さな器官ですが、重要な役目を果たしています。一言でいうと、潜在意識のゲートキーパーです。

RASの一つの働きは、必要なときに注意を促すことです。たとえば、校庭で遊んでいるとき、まわりはかなり騒々しく、自分も友達との会話に熱中しています。そのとき、さまざまな音の中で、何か聞こえました。自分の名前です。こんな感じで、必要な情報とそうでない情報のふるい分けをしてくれます。

マインドについて


The brain and the mind work together but belong to two different dimensions. Your mind is a process that runs in parallel to physical processes of your brain.

マインドは、物理的プロセスを行う頭脳と平行して働いています。頭脳の方は、その大きさや重さを測ったりできますが、マインドの方はできません。マインドは、非物質的で、見ることも手で触ることもできません。科学者たちは、non-physical energyと言っています。エネルギーです。

それに、マインドは頭脳のどこにあるかマップすることもできません。スーパーコンピュータよりもずっと高速で、光よりも速いということです。だから、どこにも存在して多次元だということができます。

マインドには、顕在意識、潜在意識、super-conscious mind(超意識)の3つがあります。

まず、最初のレベルは顕在意識で、起きている間に活動している主要部分、主に左脳内で働いています。意識的な選択や意志の力を働かせるところです。

2番目のレベルは潜在意識で、生まれてからのすべての記憶を保存しているデータバンクのようなものです。休みなく働いています。普段、その活動に気づかないので潜在意識と呼ばれ、大抵は、右脳内で起こっています。

3番目のレベルは超意識で、非常にパワフル。まだ詳しいことはあまり分かっていません。

先に出てきたRASは、右脳と左脳のあいだにある物理的なゲートキーパーですが、これが潜在意識へ通じるドアの役目も果たしています。

意識的選択について


顕在意識は、潜在意識のメモリにあるデータを元に選択を行います。そして、選択を決めたら、潜在意識はまたそれをデータとしてメモリにファイルします。これでパターンができるんですね。

ですから、潜在意識にあるデータの質が大切です。自分にとってうまく働かないデータ(メモリ、プログラム)なら、変えることもできます。逆に言うと、潜在意識のメモリを変えなければ、いつまでたっても、顕在意識は、自分にとって思わしくない選択や決断をするということですね。恐るべし、潜在意識。

脳波について


潜在意識のコミュニケーションの方法は、思考、フィーリング、感情なので、エネルギーや振動の部類に属します。

脳波にはアルファ、ベータ、シータ、デルタなどありますが、脳波がアルファのとき、RASという小さなゲートキーパーは情報の振り分けをせずに、左脳と右脳のドアを開けっ放しにします。

こうして、情報が自由に行き来でき、左脳と右脳が一つになって働くことができます。このとき、あなたは何も考えていません。ただ、リラックスして吸収しています。感覚が研ぎ澄まされ、気分もよい状態です。

アルファ状態にあるとき、二つの脳を使っているので、理解力や記憶力、吸収力が高まり、アイデアも浮かびやすくなります。

思考について


マインドはステレオみたいなもので、一日中、音楽を流しています。耳を澄まして聞くと、高い音や低い音などさまざまな音が聞こえます。ステレオから音楽が流れるように、あたなの思考も伝わっていきます。

思考のエネルギーが伝わるそれぞれのスピードを波動と言います。誰かが、あなたのマインドと同じレベルの波動で思考を送っているなら、それをキャッチすることができます。

願うことを一生懸命思っても実現しないとき、潜在意識がその願いを打ち消すプログラムを送り続けている可能性があります。

人間も動物もみんな体から振動を発しています。音楽が伝わるのが見えないように、この振動は見えませんが、大抵の場合、感じることはできます。そして、その人の気分と合致しています。穏やかでハッピーであれば、振動はゆるやかでスムーズに感じられます。苛立っていたり怒っていたら、振動は速く不規則に感じられるでしょう。

マインドには膨大な量のエネルギーが収容されています。そのエネルギーはとても強力です。体にもかなりのエネルギーが蓄えられています。これらのエネルギーは電流のようなもので、あなたの体から放射されます。

思考もエネルギーです。思考するとその思いが空気中を動く実体のあるものになります。大抵の場合、見ることもできなければ、そこにあることにも気づいていません。この思考のエネルギーを思考体と言います。思考体は、わたしたちの周囲を浮遊しています。

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長くなったので、続きは次回にします。

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