06
2014  08:51:15

人間に起こる2つの衝動|本能と直感の違い

Mystic Secrets Revealed: 53 Keys to Spiritual Growth and Personal Development

前回の続きで、同書を読み進めています。

本能と直感。どちらも頭で考えないで衝動として起こるので混同されやすいものです。本能と直感の定義を辞書で確認しました。次のとおりです。

本能:生まれつき持っていると考えられる行動の様式や能力。動物が外囲の変化に対して行う、生得的でその種に特有な反応形式。

直感:説明や証明を経ないで、物事の真相を心でただちに感じ知ること。

この二つ、どちらも顕在意識を離れたところで起こる衝動ですが出所が違います。

ところで、マインドは、理性、本能、直感という3つの異なるレベルで働きます。お互いに重なる場合もありますが、本質的には別々のものです。

まず理性(知性)です。顕在意識の働きで、論理立てて問題を解決するのに役立ち、意志を働かせるところです。

本能は体の自律神経系を司り、心臓の鼓動を整え、呼吸をし、血液を全身に送る働きをするものです。健康を保つのに重要な働きなので、ここは本能に従う方がベストです。

体に聞くという感じですね。頭でもう少しといって頑張ってしまうと、ストレスになったり病気になったりします。体が疲れたと言っていれば、休息するべきです。

闘争・逃走反応も本能の働きです。生存に関わる部分で無意識に反応するようになっています。子孫を増やすというのも本能です。これらは、動物的本能で人間の中にも存在するもので、種の進化の途上で必要なものでした。

身に危険が迫っているとき、顕在意識では何が起こっているか分からなくても、体が危険を察知して身構えたり、逃走したりという行動に出ることありますよね。だから本能は生存に欠かせないものですが、何もかも本能のおもむくままに行動すれば、秩序も何もなくなってしまいます。

人間は動物と違いスピリチュアルの進化も遂げなければなりません。その場合、本能による衝動は必ずしもその道標にはなりません。人間は、動物的本能(インパルス)の奴隷ではなくてマスターにならなければいけない。

レベルとしては、本能-->理性-->直感の順で上がっていくようです。直感が一番上のマスターです。著者によると、直感はハイアーセルフがメッセージを伝えようとするときに感じるものです。

直感は、創造的なひらめきや洞察といった形で現れ、利他的で愛にあふれたものです。

毎日生活していく上で、衝動が起こったら、それは本能から来ているものか直感から来ているものか問いかけてみるとよいという提案がありました。生存のために起こる衝動か、ワンネス(一体感)に駆り立てるものかを考えてみるということです。

本能に従った方がいいのは、体の健康や安全に関わってくることで、あとは直感に従った方が人生も世の中もよりよくなるというのが著者の主張するところでした。
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