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2013  05:05:08

3つの世界観|最も自由なのは自分の中に宇宙があるという観方

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以前にもご紹介した本で訳書はまだないですが、やっと日本のアマゾンからも原書を入手できるようになったようです。

もうすぐ2014年です。来年はどんな年にしようかな、そろそろ何かを変えなくてはと思っていたら、ちょうど参考になる記事を見つけました。

以前にもご紹介したイギリス人心理学者ロバート・ホールデンの著書で、世界観についてです。著者によると3つあるんですね。

まず、The world = my life = meという観方。これは3つの中で一番限界を作ってしまうものです。つまり、

The world happens and you respond as a conditioned reflex with no imagination, no choice, no adventure, and no hope for a better future.

物事が起きて、それに反応する。その反応はconditioned reflexで、条件反射です。ロシアの生理学者、イワン・パブロフが行った犬の実験で、ベルを鳴らして餌を与えることを繰り返すと、ベルを鳴らすだけで唾液を分泌したという有名な実証があります。人間も同じように条件反射をします。

レストランでサービスが悪ければ気分を害してもうその夜は台無しになるし、パートナーと口争いをすると心を閉ざしてしまうというように、過去に繰り返し起こったことと同じような状況が起こると同じ反応をしてしまうというものです。

こういう世界観は、"the world rings and we drool"です。世界がベルを鳴らすと、(犬ではありませんが)ヨダレを垂らすという意味です。だから、the worldによって左右され、それで自分の人生が決まってしまうという捉え方です。確かに、これじゃ、外界に振り回されて、自分でどうすることもできませんね。

2番目はThe world + me = my life です。これは、先の世界観より進歩したもので、もう少し自分で人生をコントロールすることができます。

The world happens, but you can choose to respond to what happens.

不都合なことや嫌なことは起こるかもしれないけど、それにどう反応するかは選択できるという観方。駐車違反のチケットをもらっても、仕事の面接でうまくいかなくっても、人生が終わりじゃないのだから悲観するには及ばないという態度です。わたしは、多分このレベルかなと思います。

認知心理学がこの観方をサポートしているそうです。人生は、10%が環境に左右され、残り90%がそれにどう反応するかで決まるという考え方で、まだ限定があります。

最後の世界観は Me + the world = my lifeです。これは人生は自分でどうにでもコントロールできるかなりエキサイティングなものです。

The world is defined as a mind-mirror. It is a projection of your own mind.

人生は心を映す鏡のようなもので、自分の心がプロジェクトしている映画なんですね。また、世の中はハードウェアと同じで、ソフトウェアによってどんなプログラムも走らせることができるとも比喩されています。だから、micro-softでも、micro-coolでも、micro-victim、 micro-free、micro-love、 micro-fearでも、好きなプログラムを自分で書けばいいと。

宇宙が提供するハードはよくできていて、どんな思い(プログラム)でも受け入れて走らせてくれます。善人も悪人も関係なくです。だから善人でも、人生はつらいものだと思っていれば、そういう人生、マトリックスを作り上げてしまうというのは最近少しずつ分かってきました。本当は、善人も悪人もなく、みんなそれぞれの役割を演じている役者みたいなものだそうですけどね。これはまた別の話なのでここでは触れません。

If you think you are unlovable, the world will mirror this. If you think you are unworthy, the world will reflect this. If you think you must struggle, the world will accommodate this. Change your thoughts and you change the world.

自分がunlovableだとか、unworthyと思っている人は結構多いんです。また、人生は苦難だというのも、祖先から受け継がれてきた思いだったりします。だから、いかにこうした思いを取り除いて、もっとプラスに働いてくれるような思い込み(プログラム)に入れ替えるかということが鍵なんですよね。そこで、新しい年の目標は、「プログラムのアップグレード」ということにしました。

コンピュータのプログラムと同じで、設計通りに動かないバグが見つかったら修正すればいいんですよね。修正してみて、何が変わったかを観察し(デバッグ)、また修正するという感じかしら。

この3番目の世界観は、パワフルで、ドミノ効果があるそう。というのも1)自分を大切にすれば、周囲の人もおなじように接してくれる。2)他の人に対して行う行為が、自分に跳ね返ってくる。

結局、自分次第だということです。2)はよく言われるので知っていますが、1)は最近まで知りませんでした。でも、これを知ってから自分に親切にするように心がけていると、確かに何だか居心地がよくなりましたよ。

順番からするとまず1)、それから2)でしょう。自分にできないことは人にもできないですから。また、1)ができれば自然に他人にも親切にできると思います。1)と2)の相乗効果が現れるという理論です。

こちらも、意味の深い言葉です。

If you are looking for the world to make you happy, you will be disappointed. Why?  Because the world is an effect, and you are the cause.
自分が原因で、現れる世界は結果なんですね。

それからこちらです。昔から教えの先達が言われた言葉です。

All your suffering is rooted in a single superstition which is that you believe you live in a world when in truth the world lives in you.

日本語にするのが難しいですけど、環境や周囲の人が自分の外にあって、その中で生きていると思うことが苦悩の根源。真実は自分の中に宇宙が存在します。






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