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2013  09:26:39

まだ毒親に解放されていないなら|感情的にならない会話術を身につける

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原書:Toxic Parents: Overcoming Their Hurtful Legacy and Reclaiming Your Life

訳書: 毒になる親

前回の続きです。

毒親を持った子供が癒されるための方法が本書の後半に出ていますが、
親だけでなく、その他の不健康な人間関係にも応用できそうです。

もっとも、毒親に対する対処が精神的にも一番難しいので、
これをクリアできれば、どんな人間関係でも対処できそうですよね。

親との関係で自分がどんな思い込みを持っているかを知るチェックリストが載っていますが、
自分を客観的にとらえるのに大変役に立ちます。
何となく分かっていても、文字で見て、内省してみて改めて気づくということはあります。

その次に、人によっては子供のころにかなり強烈な感情をかき立てられ、
罰せられたりしたか何かで嫌な体験をしたので、サバイバルのために、
その感情を潜在意識に押し込めてしまった場合があります。

そういう人は、感情を感じられなくなっています。
自分の感情を知るチェックリストは、こうした押し込められた感情を知るのに役立ちます。
まず癒されていない感情を知らないと、先に進めませんものね。

思い込みと感情ときて、次は、親との関係でどんな反応をするかを探るチェックリストです。
反応というのは、思い込みと感情から出てくるもので、大きく「従順」と「反抗」の2つに分かれます。

「従順」と日本語にすると聞こえはいいですが、
要するに自分を押し殺して親の意のままにされる状態です。
どちらの反応も、親の呪縛から解き放たれていないということになります。

わたしの場合、思い込みチェックリストの結果はまあよくって、
人生での決断に親の影響を受けていないことが分かり安心したものの、
反応リストでチェックすると、まだ呪縛から解放されていないことが分かりました。

それから親とのやり取りで、nondefensiveにする。
つまり、感情的になって自己防衛するような反応をしないということで、
この会話術は練習が必要です。

たとえばこんな風になります。

親:あんたはなんて自己中心的で、恩知らずなんだろう。
娘:へえ~、お母さん、そんな風に思うんだ。

親:私たちにホテルに泊まれっていうのかい。
娘:機嫌をそこねたみたいね。
親:親のわたしたちを泊まらせないっていうことかい?
娘:ちょっと考えてみないと分からないわ。

議論したり、謝ったり、自己弁護したり、相手に理解させよう、あるいは変えようとした途端に
相手の方に主導権がいってしまう
んですって。

上の例にみるように、
感情的にならず、淡々とニュートラルな対応ができれば、
相手に何も要求していないから、拒絶されようもないし、かえって強い立場に立つことができます。


なるほどでしょう?

こうした積み重ねがあれば、親の呪縛から自然に解放されていけるような感じですよね。



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1 Comments

ぴーちくばー1223  

Re: タイトルなし

http://spiritualbooks.blog133.fc2.com/blog-entry-180.htmlへの(非表示)コメントありがとうございました。

2014/08/02 (Sat) 11:42 | EDIT | REPLY |   

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