19
2013  06:24:37

二元性の世界観が現実(幻想)を作っている

原書:Uberman: Almost Super Human

以前にも紹介した書です。いろいろ考えさせられるので、忘れたころにまた読んでみるのがいいみたいです。
残念ながら訳書はないようで日本のアマゾンではリストされていません。自費出版の書みたいですね。

すべて外界に起こることは自分の中に存在する。物質の世界は、見た通りに現れる世界。

単純だけど、本当に理解するのが難しい概念だと思います。このあたりの説明が第7章に書かれています。
自分でも完璧には理解できていないのですが、
まとめてみたら少しは理解が深まるかもしれないのでがんばってみます。

まず、すべては空だった(仏教の教えにありますよね)。
この0の子宮から1が生まれます。no-thingです。no-thingはthingとして存在します。
これが二元性(duality)の起こり。

普段はこの二元性の世界で観ているので、本当の我を経験することができない。
本当の我を直接経験しようと思えば、ゼロポイントに行かなければならない。

神聖幾何学っていうんですか、sacred geometryってありますね。
マンダラにも見える、円形の幾何学模様が重なりあってつながっている。
これは、幻想がいかに現実を作っているかを表しているそう。


You get what you think about, your thoughts determine your destiny.


この世界が幻想(マトリックス、Maya、幻想)だとしたら、
確かにすべては思うことでできているということになりますね。
思うことというのは、つまりどんな波動を起こしているかということです。

そして、この波動は、思い込みに密接に関わっています。
これは、子供のころに親やその他の家族、学校の先生、友人などにプログラムされます。

このプログラムを知るにはオブザーバになって観察しなければならない。
パターンを見つけると、プログラム、または自分の思い込みがどんなものか分かります。

ただここで気をつけなければいけないのは、誰かのせいにしないで、
自分の人生は自分で責任を持つと決断すること。

そうして初めて自分の内側、外界に起こる問題の元を見つけることができる。

It cannot exist outside you if it does not first exist in you.


自分の中にないものは、肉眼で見ることができないという意味ですけど、
言われてみればそうだと思いますが、これを本当に納得するのは難しいです。

リファレンスポイントかな。それがないと見えない。
量子物理学ではオブザーバーの認識しだいで、結果が変わるんですよね。

すべては自分の内にあるということが分かってくると悟りの境地に入るそうですが、
これを覚えておいて、必要なときに練習することもできそうです。

たとえば、ホ・オポノポノで有名ですけど、ハワイのヒューレン博士の話ですね。
メンタルに問題のある患者のプロファイルを一人一人見ながら、
患者の問題が自分の内にあるとして、
「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」と自分の認識を癒したら
患者が治ってしまったという実話です。

大抵の人は、他の人を批判して、自分を正当化するという二重基準を使うそうです。
他の人を批判するなら、同じように自分もその基準に当てはめて判断するのが筋道ですが、
自分は可愛いですものね。

でもこれをちょっと覚えておいて、相手を批判している自分に気づいたら、
同じ基準を自分に当てはめてみたりすると見えなかったものが見えてくるかも。

これは人と人との関わりだけでなく、国と国の間でもあります。
相手の国が悪くて自分の国は正しいという、だから戦争が絶えない。

ここで気づきましたが、
正しいという判断の裏には正しくないというものが存在しなければならないですよね。
二元性です。だからこの二元性で物事を観る限り、
いつも征服する人や国、征服される人や国が存在するんでしょう。
加害者に被害者。被害者がいなければ加害者は存在できない。
善の裏には悪がある。原因と結果。

でもこれはすべて幻想なんですよね。
本来は善も悪もない、原因も結果もない一元ということ。
何となく、仏教の深い教えに近いのではないかという気がします。
ちょっと頭の刺激になって考えさせられた章でしたけど、
自分のどこかでそうだなと共感しているみたいです。

 一元論

 二元性

0 Comments

Leave a comment