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2013  10:42:40

自分を苦しめる思考のループから抜け出す|「もしも〜なら」の逆転の発想

Grief Relief in 30 Minutes: How to use the Peace Method to go from Heartbreak to Happiness

前回の続きで、受け入れて感謝のあとのステップ4(反対の現実の可能性を考えてみる)です。

著者が数多くのコーチングをしていて、悲嘆にくれる人のパターンに気づいたそうです。

自分の力が及ばないという事実を受け入れるよりも、
自分を責める方がまだ耐えられるらしいんですね。
それで、自分のせいでこうなったという証拠をいろいろ探すらしいんです。
そうすると、いつまでたっても悲しみのレベルから抜け出すことができません。

また、Joe Dispenza(ジョー・ディスペンザ)博士の話では、
楽しく心がウキウキするようなことを考えると脳はドパミンというケミカルを生成し、
これによりますます嬉しく高揚した気分になります。

逆に、自分は情けないとか怒りなどの
ネガティブなことを考えるとそれに対応するケミカルが分泌され、
ますます憎しみや怒りなどを感じるという悪循環になるそうです。

科学的にも思考のループが実証されているみたいです。
以前にも紹介したBuddha's Brainにも、脳のネガティブ傾向回路のことが出ています。

問題は、このループからどうやって抜け出すかということですね。
それが出来れば、苦痛を増長させるようなことはなくなります。
実際に、脳は訓練して変えることができるそうです。

本書で著者が推奨するのが、反対の可能性を考えてみるというもの。逆転の発想です。
たとえば、自分を悩ましている思いが「わたしは貧乏だ」というものなら、
「わたしは貧乏でない」または「わたしは豊かだ」という風に、
その文のどこか一語を変えてみます。

そして、それが本当ならどんな感じだろうと問いかけてみるんです。
脳は検索エンジンのようなもので、「わたしは豊かだ」と思うとその証拠を探し出してくれます。

このネガティブな思考ループというのは、そのループを終了する条件を入れ忘れたため、
ループ内の命令を永遠に繰り替えしてしまうプログラムみたいなものですね。
だからそこに、「もし〜なら」という反対の条件を入れてやれば、ループから出られるのかなと。

でも、反対の条件を考えるのは、意識してやらないといけないという意味で努力を要します。
ここで、思考の一語だけ変えてみて脳に検索させるというプロセスを覚えておくと
役に立ちそうですね。シンプルですから、すぐ思い出せそうです。

それから、自分を悩ませる思いの逆を考えてみるとどう感じるか。

What if the truth always makes you lighter and a lie always makes you feel heavier?

真実は気分を軽くさせるもので、嘘は気分を重くさせるものだったらどうでしょうか。

そうすると自分を悩ませる思いは気分を重くさせるから嘘だということになります。
そしてその逆の思いは気分を軽くするから真実だということに。

また、ネガティブな思いはブロックのようなもので、それが幾つか集まって一つの壁になっています。
一度に壁を崩そうとしないで、システマチックに一つずつブロックを取り除くこと。
つまりネガティブな思いを一つずつ上のプロセスで取り除いていくと、
全部取り除かなくても、ある程度いけば壁の穴が大きくなって向こう側に出られます。

そうすると、自由になれるということです。
ブロックを一つずつ壊していくのをイメージするのも愉快ですね。ゲームぽくって。

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