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2013  06:24:49

恐怖や心配、不安をあおるセルフトーク|習慣的な思考を観察して正す

原著:Listen: Trusting Your Inner Voice in Times of Crisis

Do not anticipate trouble, or worry about what may never happen. Keep in the sunlight.

ベンジャミン・フランクリンの言葉です。起こってもいないことを心配しても始まらないということですよね。

でも、人間の頭脳って、Buddha's Brainでも指摘されているように、 サバイバルのためにネガティブに考える傾向があります。一日の大半の会話は自分に対する会話ですが、これがネガティブなんですね。これが高じると、恐怖や心配、不安をあおってしまい、ひどいときにはパニックも引き起こします。

要はいかに自分の思考をトレーニングして、ポジティブに持っていくかです。本書のリン・A・ロビンソンのアドバイスをまとめてみます。

1. 頻繁に起こるネガティブな考えをノートに書き留める。
2. ポジティブな気分のときに、上のネガティブな考えに反論する考えを書き出してみる。

1のネガティブな考えに対して、次のような質問を自問してみると、客観的に考えることができます。

  * これは本当のことだろうか?
  * こんなことを友人に言うだろうか? もし言わないなら、どうして自分に向けて言い続けるのか?
  * 気分をもっと明るくしてくれるのは、どんな考えか?

自分で気づいていないことが多いので、書き留めるというのはいいことみたいですね。著者の友人で、話が上手で人を引き込むのに長けている人が、何かというと"I am such a loser"と言うのを、おどけて言っているのかと思っていたら、これがその友人のネガティブな考えだったという例が出ていました。そう、気づかないから直せないですよね。

このネガティブな考えを自分に言い聞かせて、とんでもない思い込みを作ってしまいます。自分で自分の首を締めているようなものですが、笑い事ではありません。特に、困難にぶつかったとき、とかく悪い方へ考えてしまいます。しかも、もっと悪い状況を何度も想像しては自分を苦しめます。思いや思い込み、感情は、恐怖や不安に自分を追い立てる力があります。

こうあって欲しくないことを思う代わりに、こうあって欲しいと思うことを考える。これを習慣にするわけです。最初のうちはうまくいかなくても、悪い方へ考えているのに気づいたら、すぐに直すようにします。これもトレーニングですね。体を鍛えるトレーニングと同じように、ポジティブ思考に持っていくトレーニングです。

自分の望むものがはっきりしたら、それをどうして得られるかなんて考える必要はありません。どうやってという部分は、木々を繁らせ、日々太陽を昇らせる大いなる宇宙に任せてしまいます。わたしたちのすることは、望むことをイメージして、すでにかなったような感情に浸ることです。

そして受け入れること。途中経過を気にしないということです。これが難しいところかなと思います。状況が悪くなったように見えると疑いや不安が起きてきますから。でも、こうであるべきなんていう勝手な判断をしないで、今の状況を感謝する。だから抵抗しないで、流れに任せるみたいな感じだと思います。そうすると、自分も不必要に苦しまないし、より早く望みが現実化するわけです。そのときのマントラがこちら。

I may not understand why this is happening to me right now, but I'm accepting that all will be well and all is well.

「今どうしてこんな事が起きているのか分からないけど、すべてがうまくいくし、うまくっていることを信じます」という感じでしょうか。

気分を楽に持って、事がだんだん展開していく様を楽しむ。直感に耳を傾け、示唆された行動を起こす。

気分が落ち込んだり、恐怖や不安にかられるときは、焦点を移すようにという示唆だそうです。気分が明るくなる思考と行動を選択するようにという指示だそうです。直感が働かないと思うときは、毎日、何か一つ気分がよくなることをするといいそうです。これは、できそうですね。


Happiness Is ...



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