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2013  12:12:41

現実を変えるにはルールを書き換えること

日本語訳書:マトリックス・エナジェティクス―量子論的手法による変容のテクニック
原書:Matrix Energetics: The Science and Art of Transformation

本書を読むと、ちょっと世界の見方が変わりますよ。なんだかSFっぽくて、不思議。

でも納得しました。昔、技術畑にいたので、量子力学や形態形成場(モーフィック・フィールド)などの観点から説明されると、そうそうなんて相槌を打ちたくなります。スタンフォード大学教授のティラー氏による序文も、方程式なんかが出てきて説明されており、嬉しくなりました。

著者はカイロプラクターだったんですけど、治らないと思われる症状をいろいろ治療しているんです。そのときの体験や、自身の奇跡的に助かった体験などから、この手法を生みだし体系化しました。

最初のところで、問題志向型の治療法の限界が論じられています。

普通、医者にいくと、症状を聞かれ、いろいろな検査をされて病名が言い渡されます。そして、その病気の症状に対する対策を打つ治療が施されます。これが問題志向型の治療です。

ところで、量子物理学では、観測していないときは波動である光が、観測したとたんに粒子の性質を現すということが二重スリット実験で実証されています。それと同じように、医者は問題を探して見ていますから、それまではあやふやだったものが、はっきり症状(問題)として確立されて病名がつけられるというプロセスですね。

とにかく、症状に対して行うモデルの治療だと、症状を見つめているわけですから、ますますその存在がはっきりして、病気が現実になってしまうと言います。

そして、ガンのように多数の人が治らないと思っているような病気であれば、形態形成場(モーフィック・フィールド)のエネルギーは強力なので、これに真っ向から対して太刀打ちするのは、困難な仕事になります。モーフィック・フィールドは、記憶や経験が保存された場です。

この場合、ちょっと今までの観念から離れてみるということを著者は進めています。著者は多分に遊び心のある人で、セミナーでよく冗談を飛ばしているそうですが、それが通常のリニア思考を放つのに有効なんだろうと思いました。

現実を違うように見たかったら、人に役に立ち、生活を向上させ、より大きな善になるようなルールを作ってしまえと説いています。解決できそうもない問題にぶつかったら、ルールを変えてしまえ、それまで誰も考えつかなかったことを試してみろと言うんですね。

結局、この世界は観たとおりに現れる世界なんだろうと思います、量子物理学の理論からいうと。モーフィック・フィールドを唱えたルパート・シェルドレイクも、フィールドは変えることができると言っているんですよね。

自分でルールを作るなんて、ちょっと愉快だと思いませんか?


あ〜、落ちちゃった
Myth Busted
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