トラウマには心理療法よりも脳科学によるアプローチ

前回の続きでThresholds of the Mindです。ストレスがマインドの限界値を越えたとき、変化のプロセスが始まるということでした。限界値に達するまでは、それまでのやり方で動いています。環境からのインプットを処理できなくなって始めて、次のレベルへ発展する機会が訪れます。そういう意味で、限界値は成長点とも言えるのです。ところが、この限界値が低くて、少しのことにでも動揺してしまうという人がいます。著者の見解では、...

マインドの限界値と変化のプロセス

この本の著者、Bill Harrisという人は映画、ザ・シークレットに出演していますが、ホロシンク(Holosync)技術を使った瞑想プログラムを提供するCenterpointeの創始者です。実はわたし、このホロシンクのCDを持っています。いろいろなことがあって一時鬱状態になっていたことがあります。鬱のときって、思考がネガティブループになってエネルギーがそれに消費され、何をするのも嫌なんですよね。瞑想で心を落ち着かせようと思って...

悪い習慣を改めるには|Treasure Houseで練習を積む

また、本書に戻ってきました。前回はこちらを見てください。ミセス・トリンチとラズベリー・エピソードダライ・ラマのところには、いろいろ著名な人が訪ねてくるので、そんなときには、Jokhang(ジョカン)在住のイタリア人料理人、ミセス・トリンチが腕をふるいます。イタリア人気質で明るく、にぎやかで、本書の主人公、HHCに料理のおすそ分けすることを忘れない気前のよい人です。料理に関して完璧主義で、いささか不便なジョカ...

真の幸福の要因とは|慈しみと憐れみは賢い利己主義

The Dalai Lama's Catの続きです。ある日、ダライ・ラマのところに、アメリカで有名なモチベーションニストが訪ねてきました。彼は、さまざまなセミナーで、人々が富を得、成功を収めるのを助けてきました。外から見ると、彼は富も名声も手に入れ、きれいな奥さんもいて、満ち足りた生活を送っているはずなのですが… 空虚感に悩まされていたのです。こうした心が満たされないという状況は、有効な機会です。見方を変えればですが...

満ち足りた気分になるのはマインドフルネスが一番!

前回の続きで、The Dalai Lama's Catからいきますね。マインドフルネスとは"mindfulness"は、仏教の重要な思想ですが、日本語もそのままマインドフルネスでよいみたいですね。Mindfulness means paying attention to the present moment, deliberately and non-judgmentally.本書に出てくるマインドフルネスのダライ・ラマによる定義は、「意図的にかつ価値判断を加えずに、今の瞬間に注意すること」です。これについて、ダライ・...

幸福は外的環境に左右されないーダライ・ラマの猫から

こちらの書、残念なことに訳書がまだないようです。感想を一言で言うと、"delightful"ですね。楽しいとか爽やかみたいなニュアンスです。ダライ・ラマに救われたヒマラヤンの子猫が、ダライ・ラマの元で生活するうちに、幸せやマインドのことなどを学んでいきます。ダライ・ラマのところには、有名人も含めたさまざまな人が訪問します。また、このHHC(His Holiness's Cat)の報告から、ダライ・ラマの日常生活や周辺の様子も覗き見...

脳の配線を変えて幸福感度をアップするには

以前にご紹介したBuddha's Brainの本にも書かれていましたが、脳というのは年齢に関係なく自分で変えることができます。その分野では、neuroplasticity(神経可塑性)と言われる性質のものです。最近読んだ"More"という30歳以上を対象にした女性雑誌にも、そのことについて記事が出ていました。(確か日本でも『モア』という雑誌ありましたね)。脳では、何十億というニューロンが神経回路を通して信号を発しています。そして、一...

子供にも分かる潜在意識と超意識

前回の続きで読み進めています。言葉のパワーについて思考するとそのエネルギーが周囲に伝わるということでしたね。その思考を表現した形が話し言葉で、振動があり、周囲に伝わります。この口に出していう言葉の振動を使って、潜在意識にある思考を変えることができます。これがアファメーションで、繰り返すことでその力を発揮できます。繰り返していると、脳にいる小さなRAS(ゲートキーパー)に本気が伝わって、潜在意識への扉...